MMT セッションを作成するには

注意

以下のセクションでは、MMT セッションを作成するために必要なセッションについて説明します。ただし、これらのセッションの詳細についてすべて説明しているわけではありません。セッションの詳細については、Infor Web Helpを参照してください。

下図は、手順のステップと対応するセッションまたはプログラムを示しています。

フロー: 複数メインテーブルセッションの作成

フロー: 複数メインテーブルセッションの作成

メインエンティティ詳細セッションを作成するには

複数メインテーブルのコントローラセッションで詳細セッションを使用する場合は、既存の詳細セッションがあるか、それを作成する必要があるかを確認します。

詳細セッションを作成するときは、セッションのプロパティでオブジェクトのラベルフィールドにラベルコードを入力します。これにより、詳細セッションを開くためのラベルを複数メインテーブルのコントローラセッションに表示できます。

例 - 詳細セッション

購買オーダヘッダ (cxoes0122m000) セッションはすでに存在するので、詳細セッションとして使用できます。オブジェクトのラベルフィールドにラベルコードを入力します。

フィールド入力値
オブジェクトのラベルoes022 (購買オーダヘッダ)

 

複数メインテーブルのコントローラセッションを作成するには

複数メインテーブルのコントローラセッションを作成するには

  1. セッション (ttadv2500m000) を開始し、コントローラセッションのプロパティを指定します。次の点に注意します。 
    • セッションタイプ: メンテナンス
    • ウィンドウタイプ: 複数メインテーブル
    • メインセッション: はい
    • 同期ダイアログ: メインエンティティ詳細セッションのコード (例: cxoes0122m000)
  2. フォームを編集し、セッションに含めるフィールドを挿入します。
例 - 複数メインテーブルのコントローラセッション

購買オーダ複数メインテーブルのコントローラセッションは、以下のプロパティで作成されます。

フィールド入力値
パッケージcx
モジュールoes
セッション0122s100
説明購買オーダ
標準スクリプトいいえ
プログラムスクリプトcxoes0122s100
メインテーブルcxoes022
開始コマンドタイプ開始コマンドなし
開始コマンド0
セッション状況開発中
ダイナミックセッションはい
統合はい
セッションタイプメンテナンス
ウィンドウタイプ複数メインテーブル
メインセッションはい
同期ダイアログcxoes0122m000

 

従属セッションを作成するには

既存の従属セッションを使用するか、新規作成します。従属エンティティをメインエンティティにリンクするキーフィールドは、フォームの表示フィールドでなければなりません。従属セッションのオブジェクトのラベルを指定する必要があります。

例 - 従属セッション

購買オーダライン (cxoes0123m000) セッションは既存の従属セッションです。セッションのプロパティのオブジェクトのラベルフィールドにラベルコードを入力します。

フィールド入力値
オブジェクトのラベルoes023 (購買オーダライン)

 

コントローラに従属ラインを割り当てるには

従属セッションを複数メインテーブルのコントローラセッションにリンクする必要があります。

その手順は次のとおりです。

  1. セッション (ttadv2500m000) を開始します。
  2. 複数メインテーブルのコントローラセッションを選択します。
  3. 適切なメニューの MMT 従属セッションをクリックします。従属セッション (ttadv3110m000) が開始されます。
  4. 新規作成をクリックします。
  5. 次のインデックス番号を入力します。
  6. 従属セッションコードを入力します。
  7. フィールドマッピング情報を入力するか、フィールドマッピングの作成をクリックします。
例 - 従属セッションを割り当てる

購買オーダライン (cxoes0123m000) セッションを従属セッションとして購買オーダ (cxoes0122s100) 複数メインテーブルのコントローラセッションにリンクします。以下のフィールドマッピングを入力します。

MMT セッションのフィールド名従属セッションのフィールド名
cxoes022.ornocxoes023.orno

 

コントローラセッションをコンパイルして実行するには

従属セッションを割り当てた後、複数メインテーブルのコントローラセッションをコンパイルする必要があります。

セッションをコンパイルするには

  1. セッション (ttadv2500m000) を開始します。
  2. セッションを選択します。
  3. セッションの起動をクリックします。

これで複数メインテーブルのコントローラセッションを実行できます。

コントローラセッションを統合するには

複数メインテーブルのコントローラセッションはメインエンティティの詳細セッションに相当します。したがって、セッションをテーブルのメイン概要セッションの同期ダイアログ、または概要表示セッションの子セッションとして統合する必要があります。

セッションを同期ダイアログとして使用して、コントローラセッションを統合するには

  1. セッション (ttadv2500m000) を開始します。
  2. テーブルのメイン概要セッションを選択します。このセッションのプロパティを次のように変更します。同期ダイアログフィールドに複数メインテーブルのコントローラセッションコードを入力します。
  3. セッションを保存します。
例 - 概要セッションに統合された複数メインテーブルコントローラセッション

購買オーダ (cxoes0122m000) 概要セッションが複数メインテーブルのコントローラセッション (cxoes0122s100) を同期ダイアログとして使用するように変更します。概要セッションで購買オーダを開くと、複数メインテーブルのコントローラセッションが開き、選択した購買オーダが表示されます。

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