セッションのコマンドとボタンを作成するには

フォームに追加要素を作成して、セッションのユーザインタフェースを拡張できます。以下のような要素があります。

要素説明
ズームボタン参照テーブルのレコードの表示と選択ができます。
標準コマンド有効なツールバーアイコンとプルダウンメニューオプションを制御します。
フォームコマンド 適切なメニューでオプションを指定できます。
フォームボタンボタンを押してコマンドを起動できます。
フィールドボタンフィールドに関連するタスクを実行できます。
グループボタンフィールドグループに関連するタスクを実行できます。
二次ツールバー二次ツールバーのアイコンをクリックしてフォームコマンドを開始できます。プログラムスクリプト内で create.extra.toolbar 関数を使用してツールバーを作成します。詳細については、ERP LN 6.1 Programmer's Guide を参照してください。

 

ズームボタンを追加するには

ズームボタンはフィールドの横に表示されます。通常は、参照テーブルの概要セッションを開始するために使用します。ここでユーザは値を選択してセッションに戻ることができ、選択した値はフィールド値として表示されます。

例- 品目グループのズーム

品目セッションでは、品目グループフィールドに、品目グループセッションへのズームボタンを表示できます。

フォームにズームボタンを追加するには

  1. Dynamic Form Editorで、フォームフィールドのフィールドのプロパティを編集します。
  2. ズームボタンが押されたときの動作を指定するには、ズームタブを使用します。

詳細については、Dynamic Form Editorのオンラインヘルプを参照してください。

標準コマンドを編集するには

標準コマンドは、セッションの有効なツールバーアイコンとプルダウンメニューオプションを制御します。

標準コマンドを編集するには

  1. Dynamic Form Editorで、ツールメニューの標準コマンドをクリックします。または、セッション (ttadv2500m000) セッションで適切なメニューの標準コマンドをクリックします。標準コマンド (ttadv3110s000) セッションが開始されます。
  2. コマンドの定義済みリストから、使用可能な標準コマンドを選択します。オプションを選択すると、そのオプションがセッションのツールバーとメニューに表示されます。
  3. OK をクリックします。
フォームコマンドを追加する

フォームコマンドはセッションに固有のコマンドです。ユーザは、適切なメニューのコマンド、フォームボタン、フィールドボタン、またはグループボタンを使用してフォームコマンドを起動できます。これらの要素はすべて同じ方法で作成しますが、異なるコマンドタイプを使用して、ユーザにコマンドを表示する方法を決定します。

フォームコマンドを作成するには

  1. Dynamic Form Editorで、ツールメニューのフォームコマンドをクリックします。または、セッション (ttadv2500m000) セッションで適切なメニューのフォームコマンドをクリックします。フォームコマンド (ttadv3518m000) セッションが開始されます。
  2. 新規作成をクリックします。フォームコマンド (ttadv3118s000) 詳細セッションが開始されます。
  3. コマンドの値を入力します。詳細については、このセッションのオンラインヘルプを参照してください。
  4. 保存終了をクリックします。

フォームコマンドは通常、他のセッションや、関数などのプログラムスクリプト要素と同時に追加されます。