グループ計画処理

ステップ 1. 

計画属性に基づいて活動をグループ計画に取り込む

注意: 活動セットが凍結されている場合、Infor LN では、オーダを既存の活動に追加できませんが、新規のオーダを活動セットにマニュアルで追加することができます。Infor LN では、活動セットが凍結されている場合でも、新規のサービスオーダを既存の計画にマニュアルで追加できます。

ステップ 2. 

活動をソートする

Infor LN で、グループおよび活動セット内の活動がソートされます。デフォルトでは、最遅終了時間を基準にしてソートします。それぞれの活動セットには、最遅終了時間が最早のオーダが 1 つ含まれており、これは活動セットを開始し、活動セットをソートに使用できる最早時間でもあります。

ステップ 3. 

計画の開始オプションをカレンダーと照らし合わせる

Infor LN で、タイムウィンドウを考慮しながらソート済の活動が計画されます。計画の生成 (tsspc3200m000) セッションの計画の開始オプションパラメータに基づいて計画します。

注意: 経路に基づいて計画することもできます。サービス計画パラメータ (tsspc0100m000) セッションの計画方法パラメータを使用できます。

ステップ 4. 

計画をマニュアルで修正する

Infor LN では、計画を次の 2 つのレベルで修正できます。

たとえば、1 日間、グループ内のワークロードに問題がなかった場合、ユーザはすべての活動セットを 1 つのグループにマージすることができます。これは、多数のサービスオーダを含むグループと活動セットの単一の組合せになります。計画を凍結する前に、これらのサービスオーダに連番を付け直すことができます。注意: 活動セットをマージすると、ソートと計画が再実行されます。

グループ計画の計画ボード (tsspc3260m000) (ガントチャート) セッションを使用すると、計画開始時間や計画終了時間などの計画データを表示して変更することができます。また、それぞれの活動に対応するセッションを使用して、計画データを変更することもできます。たとえば、作業オーダ活動の計画データを変更するには、作業オーダのグループ (tsspc3600m100) セッションを使用します。

ステップ 5. 

資源を割り当てる

次の方法で、エンジニアを活動に割り当てることができます。

1 つの活動に関してスキルを最大 20 まで定義できます。必須の活動スキルは、活動の計画開始時間から計画終了時間までの間に、その活動に割り当てられた従業員に見合っていなければなりません。

｢グループ計画｣ モジュールでは、実行予定の活動のグループを作成し、そのグループを従業員/資源に割り当てることができます。

注意: Infor LN でデフォルト割当を生成することができます。サービスタイプに基づいてエンジニアをサービスオーダ活動に直接割り当てます。ただし、このデフォルト割当の前に、グループ計画で生成された割当が考慮されます。

ステップ 6. 

計画開始時間と計画終了時間を再計算する

Infor LN で、新規の開始時間と終了時間が算出されます。新規の計画開始時間と計画終了時間および移動期間が分かっている場合、資源に割り当てられているグループごとに、時間の停滞や不足をユーザ (計画者) に示すことができます。

ステップ 7. 

グループ計画を発行する

グループ計画活動データは、対応するサービスオーダ活動、作業オーダ活動、および計画活動にコピーされます。サービスオーダの場合、移動の更新された日付/時刻のフィールドもコピーされます。計画の発行 (tsspc3240m000) セッションを使用して、グループ計画を発行します。

注意: Infor LN では、資源や計画開始時間および計画終了時間を更新する際に、グループ計画からグループを削除することができます。