プロジェクトとサービスの統合

完了したプロジェクトや進行中のプロジェクトのサービス所要量を処理するため、プロジェクトはフィールドサービスと統合されています。

完了したプロジェクトのサービス所要量の処理

完了したプロジェクトのサービス所要量の処理には、プロジェクトの一部、または全体に対する契約によるサービスの提供があります。これは、プロジェクト構造とプロジェクトで消費される材料をサービスに転送することによって可能になります。活動構造または要素構造と実際に消費される材料品目の材料原価ラインをサービスにコピーして、これらの品目をフィジカルブレイクダウン構造の一部にすることができます。この結果、サービスとメンテナンスを必要とする品目を特定できるようになります。

進行中プロジェクトのサービス所要量の処理

進行中のプロジェクトのサービス所要量を処理するには、プロジェクトでプロジェクトのサービスオーダを生成します。実行したサービスで発生した原価は、サービスからプロジェクトに転送されます。サービスオーダを生成するために、サービスからの参照活動がプロジェクトの活動ラインにリンクされます。

サービスでサービスオーダが原価計算済に設定されると、原価は原価マッピングに応じてプロジェクトに原価として転送されます。未決済のサービスオーダを持つプロジェクトはクローズできません。また、プロジェクトにリンクされているサービスオーダの原価が計算されていない場合もクローズできません。