アーンドバリュー関連データを使用するには

時系列予算の生成 (tpptc5200m000) セッションでプロジェクトにプランドバリュー (PV) を生成する場合、アーンドバリュー方法関連データを時系列予算の活動に割り当てる必要があります。プランドバリューまたは予定作業の予算原価 (BCWS) は、ノードについて計算され、活動構造全体で集計されます。バージョンのアーンドバリュー方法データは、そのバージョンに予算金額が存在する活動に対してのみメンテナンスできます。

アーンドバリュー方法関連データにより、アーンドバリュー (EV) および実際原価を生成する業績測定技術を適用できます。以下のセッションを使用して、アーンドバリューを定義します。セッションはすべて、適切なメニューの [詳細 EVM...] オプションを選択してアーンドバリュー方法関連データ (tpptc5511m000) セッションから開始します。

  • EV マイルストーン関連データ (tpptc5111s000) セッションを使用して、「マイルストーン」 のアーンドバリュー方法による活動の金額または割合を定義します。
  • EV 開始/終了率関連データ (tpptc5112s000) セッションを使用して、「開始/終了時の割合」 のアーンドバリュー方法による活動の開始率および終了率を定義します。
  • EV 最大率関連データ (tpptc5113s000) セッションを使用して、「スケジュール済完了率」 または 「作業レベル」 のアーンドバリュー方法による活動の最大率を定義します。アーンドバリュー方法を使用するにはを参照してください。

現行バージョンでないバージョンに活動データが保存されている場合、EV 開始/終了率関連データ (tpptc5112s000) セッションとEV 最大率関連データ (tpptc5113s000) セッションで [現行バージョンにコピー] メニューオプションを使用して、そのデータを現行バージョンにコピーすることができます。この処理が可能となるのは、現行バージョンの状況が 「フリー」 または 「実際」 で、プロジェクト状況が 「フリー」 または 「有効」 の場合だけです。