進捗請求を使用するには

進捗請求は、分割払タイプに似た請求タイプです。分割払額はプロジェクトの進捗状況および要素または活動の販売単価によって決定されます。進捗請求明細では、合意した間隔、たとえば 4 週間ごとに契約金額の一部を請求します。このデータは、請求に発行することができます。

全分割払の固定額は、契約価格の合計に等しくなります。進捗状況が 100 % の場合は、契約金額全体を請求できます。

進捗請求を使用するには

ステップ 1. 

契約ライン (tpctm1110m000) セッションで請求タイプを指定します。

  1. 契約タイプ固定価格に設定します。
  2. 請求タイプ進捗請求に設定します。
ステップ 2. 

要素 (tpptc1100m000) セッションまたは活動 (tppss2100m000) セッションで要素または活動のデータを指定します。このデータは、プロジェクト構造 (要素/活動) で販売単位、販売数量、販売価格などの分割払の明細を設定する土台になります。要素または活動の販売価値は、販売価格と販売数量を掛け合わせた値です。

ステップ 3. 

要素の物理的進捗 (tpppc1550m000) セッションで要素の進捗を指定するか、活動の物理的進捗 (tpppc1560m000) セッションで活動の進捗を指定します。

ステップ 4. 

進捗請求分割払の作成 (tppin1210m000) セッションを使用して、プロジェクトの要素と活動の販売データ、および、要素と活動に登録された進捗に基づいて分割払を生成します。生成された分割払データを評価します。進捗請求明細 (tppin1510m000) セッションで分割払明細書を評価します。

ステップ 5. 

請求への取引の転送 (tppin4200m000) セッションを使用して、プロジェクトデータを請求に転送します。

請求では、以下のことができます。

  1. 将来の請求書の確認
  2. 請求書ヘッダのチェック
  3. 請求書の構成、出力、および売掛金への転記

関連する収益は、プロジェクト会計で同時に処理されます。収益が転記されると、請求書番号が取引に表示されます。

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