VSC を実行するには

VSC は、さまざまな方法で実行できます。

  • アプリケーションマネージャは、通常 1 回の実行でソフトウェア構成要素の範囲を検証します。たとえば、特定の検証コードおよびパッケージコンビネーションのすべてのソフトウェア構成要素を検証します。
  • ソフトウェアエンジニアは、通常 1 つの構成要素に VSC を実行します。構成要素をチェックインするときに VSC を自動的に開始できますが、開発プロセスのどの段階でも VSC をマニュアルで開始できます。
注意

VSC を実行する前に、検証するソフトウェア構成要素をコンパイルする必要があります。コンパイル前に VSC を実行した場合、ソフトウェア構成要素はチェックされません。

ソフトウェア構成要素の範囲を検証する

アプリケーションマネージャは、通常構成要素の範囲を検証します。たとえば、76a1 パッケージコンビネーションに属するすべてのソフトウェア構成要素を検証します。これらの構成要素の検証には、時間がかかることがあります。このため、検証プロセスをバッチジョブに含めると便利です。そのようにして、プロセスの実行をスケジュール設定し、夜間などの都合のよい時間に実行させることができます。

ソフトウェア構成要素の範囲を検証するには、次の手順に従います。

  1. LN サーバにログオンします。
  2. ソフトウェア構成要素の検証 (tlvsc3400m000) セッションが開始されます。
  3. 除外するチェックを識別する検証コードを選択します。
  4. 検証する構成要素が含まれるパッケージコンビネーションを選択します。
  5. 検証プロセスの他の設定を指定します。特に、チェックするソフトウェア構成要素の範囲を指定し、生成する必要があるレポートを指定できます。詳細は、このセッションのヘルプを参照してください。
  6. 検証をクリックして検証プロセスを開始します。セッションにより、検証結果が記載された 1 つ以上のレポートが生成されます。
    • 注意: セッションをバッチジョブに追加するには、ジョブに追加をクリックします。詳細は、ジョブの定義を参照してください。
  7. メンテナンスをクリックして、警告 (tlvsc3500m000) セッションを開始し、生成された警告を処理できます。詳細については、警告を処理するにはを参照してください。
1 つの構成要素を検証するには

次の方法で構成要素を検証できます。

  • LN サーバを使用する。次のセクションを参照してください。
  • Infor LN Studio を使用する。詳細は、LN Studio のマニュアルを参照してください。
LN サーバを使用して構成要素を検証する

LN サーバを使用して構成要素を検証するには、次の手順に従います。

  1. LN サーバにログオンし、構成要素をメンテナンスできるセッションを開始します。たとえば、セッションを検証するには、セッション (ttadv2500m000) セッションを開始します。
  2. 構成要素を右クリックし、ショートカットメニューのソフトウェア構成要素の検証をクリックします。検証プロセスが開始されます。検証が終了すると、警告 (tlvsc3500m000) セッションが自動的に開始されます。
  3. 生成された警告を処理します。詳細については、警告を処理するにはを参照してください。
チェックイン時の自動検証

通常、構成要素をチェックインすると VSC が自動的に開始されます。ただし、これはパッケージコンビネーションがリンクされている検証コードのプロパティによって異なります。検証コードのプロパティまたは検証フィルタのプロパティの構成要素のチェックイン前に VSC を実行チェックボックスがオンの場合のみ、この自動検証が行われます。アプリケーション管理者は、この設定を検証コード (tlvsc1500m000) セッションおよび検証フィルタのデフォルト (tlvsc2110m000) セッションで変更できます。

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