テーブル共有セットを有効化するには

テーブル共有セットを有効にする場合、テーブル共有セットに従ってシステムのテーブルリンク状況 (論理テーブル) を変更します。

警告

テーブル共有セットを有効にすると、システムの論理的なテーブルリンク構成が変更されます。このため、テーブル共有セットが正しく設定されていないと、LN インストール全体に深刻な問題を引き起こすことがあります。

前提条件

テーブル共有セットを有効にするには、テーブル共有構成を設定するには の説明に従ってテーブル共有セットを設定します。テーブル共有セットの状況は、承認済である必要があります。

テーブル共有セットの有効化コマンドを使用できる権限が必要です。

テーブル共有セットを有効化する手順

テーブル共有セットを有効化するには

  1. テーブル共有セットの実現化 (tltsm0210m000) セッションを開始します。
  2. テーブル共有セットのコードを入力します。
  3. 実現化をクリックします。

テーブル共有セットが正常に有効化されると、テーブル共有セットと関連するテーブルセットは、テーブルセット (tltsm1100m000) セッションとテーブル共有セット (tltsm1115m000) セッションで実際にマークされます。その後は、テーブル共有パラメータ (tltsm0100m000) セッションの実際のテーブルセットデータの変更を許可チェックボックスがオンでなければ、これらのテーブルセットとテーブル共有セットを修正することはできません。

これまで有効なテーブル共有セットは失効に設定されます。

テーブル共有セットを有効化予定の次のテーブル共有セットとして登録する手順

オンプレミス環境の場合、およびマルチテナント環境のテナントの場合、有効化する次のテーブル共有セットとしてテーブル共有セットを構成し、登録することができます。このセットは、テナントが次のパッケージコンビネーションにアップグレードされたときに有効化されます。このテーブル共有セットに含まれるテーブルセットはすべて、次のパッケージコンビネーションに存在する必要があります。

有効化予定としてテーブル共有セットを登録するには

  1. テーブル共有セットの実現化 (tltsm0210m000) セッションを開始します。
  2. テーブル共有セットのコードを入力します。
  3. 実現化をクリックします。

有効化予定として正常に登録されたテーブル共有セットは、テーブル共有パラメータ (tltsm0100m000) セッションで次のテーブル共有セットとして登録されます。その後は、以下の状況のいずれかに当てはまらなければ、これらのテーブルセットとテーブル共有セットを修正することはできません。

  • 新しいパッケージコンビネーションにアップグレードされた後にテーブル共有セットが有効化され、かつ、テーブル共有パラメータ (tltsm0100m000) セッションの実際のテーブルセットデータの変更を許可チェックボックスがオンである
  • 他のテーブル共有セットが次のテーブル共有セットとして登録されている
注意

これは、Enterprise Server 10.5.1 に適用され、旧バージョンには適用されません。

テーブル共有の詳細については、Infor LN テーブル共有ユーザガイドを参照してください。