テーブルセットを作成するには

このトピックでは、適切なテーブル共有構成を定義するときに使用できるテーブルセットを作成して入力する方法について説明します。作成後、テーブルリンクまたはデータ複製を使用してそのテーブル構成を実装できます。

テーブルセットの作成は繰り返し作業です。テーブルセットは、共有の機能的な要件に基づくいくつかのテーブルから開始します。その後、テーブルセットの検証と技術的な理由で共有する必要があるテーブルの追加を繰り返します。技術的な詳細については、複数会社構造の参照ガイドを参照してください。

また、現在のテーブルリンク状況をテーブルセットにインポートして、問題の特定や診断を実行できます。詳細については、現在のテーブルリンク構成を分析するにはを参照してください。

前提条件

テーブルセットを定義するには、関連するパッケージコンビネーション会社を指定します。詳細については、関連するパッケージコンビネーションと会社を指定するにはを参照してください。

テーブルセットを作成する手順

テーブルセットを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. テーブルセット (tltsm1100m000) セッションを開始します。
  2. 新規作成をクリックして、テーブルセット (tltsm1100m009) セッションを開始します。新しいテーブルセットを追加します。
  3. パッケージコンビネーション別テーブルセット (tltsm1150m000) セッションを使用して、テーブルセットをパッケージコンビネーションにリンクします。LN は、パッケージコンビネーションのリンクを使用して、このソフトウェアバージョンで有効な参照を判断します。
  4. テーブルセットにテーブルを入力します。テーブルセット (tltsm1100m009) セッションで、以下の 1 つ以上の手順を実行します。 
    • マニュアルでテーブルを追加する。ライン メニューの新規テーブルを選択します。テーブルを個別に追加することも、モジュール全体を追加してから特定のテーブルを除外することもできます。
    • 既存のテーブルセットからテーブルをコピーする。特定メニューの他テーブルセットからのテーブルのコピーを選択します。詳細については、事前定義テーブルセットを参照してください。
    • 範囲を指定してテーブルやモジュールを追加する。テーブルセット別テーブルタブにある特定メニューのDD からのコピーを選択します。
    • 開始ポイントとして現行のテーブルリンク構成 (論理テーブル) を使用する。テーブルセット別テーブルタブにある特定メニューの論理テーブルのインポートを選択します。
  5. 共有論理テーブルの検証をクリックします。
  6. テーブル共有例外をクリックします(テーブル共有パラメータ (tltsm0100m000) セッションの高速検証チェックボックスがオンの場合、テーブルセットを検証すると、テーブル共有例外 (tltsm2100m000) セッションが自動的に開始されます)。
  7. 検出した例外を評価します。グラフィカルビューを表示するには、関係ツリーを表示をクリックします。状況が実際の例外をチェックします。 

    以下のいずれかの方法で、特定された例外に対処できます。

    • 受入
      例外を受け入れると、例外の状況承認済になります。この例外がテーブル共有セットを有効化する上で妨げになることはなくなります。
    • 修正
      例外を修正すると、例外の原因となった参照テーブルテーブルセットに追加され、リストから例外が削除されます。
  8. 残りのすべての例外の状況が承認済になるまで前の手順を繰り返します。
  9. テーブルセット (tltsm1100m009) セッションで、状況フィールドを承認済に設定します (テーブルセットを後から更新する必要がある場合は、その状況をドラフトに戻すことができます)。

テーブル共有の詳細については、Infor LN テーブル共有ユーザガイドを参照してください。