作業が完了としてレポートされる製造オーダ
作業の完了レポート (tisfc0130m000)セッションの目的: 連続する作業について、数量を完了または不合格としてレポートすることで、製造プロセスの進捗をレポートします。製造オーダの最終作業に関する進捗をレポートする場合、完了した製品を在庫に記帳できます。
注意
オーダ 作業が完了としてレポートされる製造オーダ 作業 品目の製造に関する作業の連番 完了レポート ブロック理由 作業の作業状況がブロックの場合、ブロック理由を入力する必要があります。 ブロック理由を入力できるのは、作業の作業状況がブロックの場合のみです。また、ブロック理由によって作業がブロックされるアクションが決定されます。ブロック理由が品質で設定されている場合は、限定ブロック理由のみを入力できます。 検査オーダ 検査オーダの ID 完了日 製造オーダが完了とレポートされた日時
注意
製造オーダを完了としてレポートするときに、より早い日付を完了日として入力できます。 ロットコード 特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。 シリアル番号 物理的な実体のある単一の品目を識別する固有の番号。マスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号は、たとえば日付、モデルや色の番号、連番などを示す複数のデータセグメントによって構成されます。 シリアル番号は品目および工具に対して生成することができます。 有効化コード 有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
注意
製造オーダに有効化コードだけを含むオーダ内訳ラインがある場合、レポートは特定の有効化コードで実行されます。
完了時の DMS このチェックボックスがオンの場合、作業が完了とレポートされたときに直接資材供給 (DMS) 計画が実行されます。 レポートされた品目数量 計画投入数量 作業の計画投入数量 計画産出高 作業の計画産出高 検査予定 完了 数量がすでに完了している場合、このフィールドを使用して品目の追加数量を完了としてレポートできます。 完了としてレポートできる数量は、前回作業、次作業、および品質による制約に依存します。 シリアル番号付品目 作業の品目がシリアル番号化され、製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの完成状態の状況処理フィールドがマニュアルに設定されている場合は、まず完成状態ヘッダ (シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000) セッション) で品目の状況を更新してから、製造オーダの最後の作業の品目を完了または不合格にすることができます。シリアル番号をクリックすると、シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000) セッションが開始されます。 不合格 数量が以前に不合格になっている場合、このフィールドを使用して品目の不合格追加数量としてレポートできます。
注意
製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの不合格数量のレポート時にオーダを分割チェックボックスがオンの場合、不合格にする代わりに、製造オーダの分割 (tisfc0208m000) セッションでこの数量を分割できます。 完了としてレポートできる数量は、前回作業、次作業、および品質による制約に依存します。 シリアル番号付品目 作業の品目がシリアル番号化され、製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの完成状態の状況処理フィールドがマニュアルに設定されている場合は、まず完成状態ヘッダ (シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000) セッション) で品目の状況を更新してから、製造オーダの最後の作業の品目を完了または不合格にすることができます。シリアル番号をクリックすると、シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000) セッションが開始されます。 作業のブロック 作業の状況がブロックの場合、作業のブロック理由によって許可されている場合にのみ、このフィールドを修正できます。この制約については、作業のブロックで説明されています。 計画仕損 産出率の制限のため製造時に不合格になる予定の数量 不合格 理由 仕損数量 製造オーダによって製造され、廃棄された品目の数量。この数量は、いかなる目的でも再処理または使用することはできません。 仕損 隔離検査の対象となる数量 バックフラッシュ 実行予定 構成要素や時間のバックフラッシュがまだ必要な品目の数量 数量をバックフラッシュする場合、作業が完了すると数量は自動的に転記されます。数量は、作業が行われた実際の時間数ではなく、作業を完了するために必要な見積時間、または作業の見積資材に基づきます。 終了 最終製品の数量。この数量は、バックフラッシュを使用して構成要素または時間が転記済の合計オーダ数量に含まれます。 数量をバックフラッシュする場合、作業が完了すると数量は自動的に転記されます。数量は、作業が行われた実際の時間数ではなく、作業を完了するために必要な見積時間、または作業の見積資材に基づきます。 時間のバックフラッシュ このチェックボックスがオンの場合、作業の時間がバックフラッシュされます。 シリアル番号付品目 シリアル番号付品目をバックフラッシュできるのは、品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000) 詳細セッションで在庫内シリアルチェックボックスがオフになっており、かつ品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションの完成状態時のシリアル出庫登録フィールドが Yes に設定されている場合のみです。これ以外の場合は、シリアル番号付品目はバックフラッシュできません。 シリアル番号付品目がロット管理されている場合、品目のバックフラッシュ元のロットは、品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000) 詳細セッションで定義されている出庫方法 (後入れ先出し (LIFO)、先入れ先出し (FIFO)) に基づきます。 計画 タスク この作業で実行されるタスク 参照作業 作業とは、機械によって実行される活動のことです。参照作業リストは、ジョブショップ製造オーダで使用可能な作業のライブラリです。 参照作業は、以下のように複数のレベルで定義できます。
機械タイプ 参照作業を実行する必要がある機械が所属している機械タイプ ワークセンタ 同じ能力を持つ、1 人以上の従業員または 1 台以上の機械から構成される特定の製造エリア。これは、能力所要量計画と詳細スケジュールの 1 単位と見なすことができます。 機械 品目の製造を行うことができる機械オブジェクトを指します。 機械は作業費レートにリンクされます。作業費レートと労務単価は、製造オーダの実際原価計算の基礎情報として使用されます。 計画関連 計画 - 開始日 固定計画日 このチェックボックスがオンの場合、作業の開始日および終了日を固定します。先行作業や後続作業の計画を変更しても、作業はシフトされません。 段取 + 実行開始日 作業が開始される予定の日時 製造計画 (tisfc0110m000) セッションの残作業フィールドの日時を変更すると、段取 + 実行開始日フィールドの値が再計算されます。 作業の開始日は計画製造オーダからコピーされます。計画製造オーダは、オーダが企業計画からジョブショップ管理に転送されるときに、企業計画で生成されます。 倉庫管理の製造オーダ勧告 (whina3100m000) のセッションから製造オーダが転送された場合、このセッションから作業の開始日がコピーされます。 製造オーダ (tisfc0101s000) セッションでオーダをマニュアル入力する場合は、工順作業 (tirou1102m000) セッションで指定してある作業のリードタイム要素を使用して段取 + 実行開始日フィールドの値を計算します。 待機 製造オーダについて、作業の段取および実行時間が終了し、待機時間が開始する予定の日時 移動開始日 待機時間が終了し、移動時間が開始する予定の日時 移動時間 工順作業 (tirou1102m000) セッションで定義した作業の移動時間。このセッションで指定した時間単位で表されます。 キュー(次作業) 作業の移動時間が終了し、次作業のキュー時間が開始する予定の日時 能力 段取必要人員数 作業の段取を完了するために必要な人員数。作業手順を完了するために必要な人数は製造必要人員数フィールドに表示されます。 製造必要人員数 作業の実行に必要な人員数。作業の段取を行うために必要な人数は段取の労働資源 (FTE)フィールドに表示されます。 作業必要機械数 作業の実行に必要な機械数 設定 製造オーダグループ 計画製造オーダの集合。これを、計画製造オーダを企業計画から製造のジョブショップ管理モジュールに転送するための選択基準として使用できます。 JSC は、同じ製造オーダの集合を使用して、製造タスクを編成できます。 段取/実行 平均段取時間 機械を運転開始する前の設定または変更に必要な時間。たとえば使用する塗料を黒から白に切り替える場合などは、段取時間が長くなります。たとえば使用する塗料を白から黄色に切り替える場合などは、段取時間が短くなります。段取時間は、考えられるすべての段取時間の平均を示していなければなりません。 固定段取時間(SCS) 作業開始前に機械の調整に必要な時間。この時間は作業の順序とは関係ありません。 固定段取時間は、Infor SCM Scheduler または Infor SCM Planner が導入されている場合にのみ使用されます。固定段取時間は SCS に転送され、さらに順序依存の段取時間が加算されて合計段取時間となります。この合計段取時間は、SCS で計画やスケジューリングに使用されます。 サイクル時間 1 つの生産単位が完了してから次の生産単位が完了するまでの (平均) 時間。たとえば、1 時間あたり 120 個の割合で組み立てられるモータのサイクル時間は 30 秒です。 またサイクル時間は、製品が組立ラインの 1 つの位置にとどまる時間、あるいはワークステーションで品目の 1 つの作業が実行される時間 (段取時間を除く) とも等しくなります。 生産速度 作業の生産速度 / 生産速度を表す時間単位 オプション カウントポイント このチェックボックスがオンの場合、作業はカウントポイントです。 固定期間 製造時間が固定されているかオーダ数量によって決まるかを示します。製造時間が固定期間の場合は、サイクル時間と同値になります。製造時間に固定期間が含まれていない場合、サイクル時間はオーダ数量の倍数になります。 たとえば、パン 1 個をオーブンで焼くときに 1 時間かかるとします。100 個のパンを 1 度に焼く場合もまた、1 時間という固定期間がかかります。 テキスト このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。 転送バッチの使用 次の作業を開始する前に作業を完了しておかなければならない品目の数量または割合。製造オーダのすべての品目について作業を終了していない場合でも、すでに終了した品目について次の作業を開始できます。 カンバンが使用される製造環境では、転送バッチ数量はカンバンサイズ (標準コンテナまたは標準ロットサイズ) と同じになります。 転送バッチ数量は、これまで使用されていた作業の重複率の概念に代わるものです。 このチェックボックスがオンの場合、製造バッチ全体が終了する前に、次作業を開始できます。値が転送バッチ数量フィールドに表示されますが、これは次の作業を開始できる時点を示しています。このチェックボックスがオフの場合、次の作業は、製造バッチ全体が終了すると開始されます。 ジョブショップマスタデータパラメータ (tirou0100m000) セッションの転送バッチ方法フィールドが数量の場合、転送バッチ数量フィールドに表示される数は数量です。転送バッチ方法フィールドが割合の場合、数字は割合です。 転送バッチ数量 次の作業を開始する前に作業を完了しておかなければならない品目の数量または割合。製造オーダのすべての品目について作業を終了していない場合でも、すでに終了した品目について次の作業を開始できます。 カンバンが使用される製造環境では、転送バッチ数量はカンバンサイズ (標準コンテナまたは標準ロットサイズ) と同じになります。 転送バッチ数量は、これまで使用されていた作業の重複率の概念に代わるものです。 ジョブショップマスタデータパラメータ (tirou0100m000) セッションの転送バッチ方法フィールドが数量の場合、数量が表示されます。転送バッチ方法フィールドが割合の場合、割合が表示されます。 その他 外注 外注伝票 外注作業にリンクされる伝票タイプ 指定可能な値 外注費レート係数 この係数と外注基準率を掛け合わせて、外注の原価を決定します。 購買伝票 外注品目の購買オーダ 外注からの返品数量 外注オーダを基準とする入庫数量 部分組立品 完成品として保管も販売もされずに次の作業に渡される製造工程途中の製品 外注目的の場合、製造元は部分組立品を外注先に発送してその部分組立品に関わる作業を委託できます。このような部分組立品に固有の品目コードが品目基準データに定義されます。 作業が終了すると、外注先は部分組立品を製造元に返送します。また、このような再作業済の部分組立品に固有の品目コードも品目基準データに定義されます。 物理的位置 作業の物理的位置 部分組立品倉庫 部分組立品の輸送元または部分組立品の入庫先の倉庫 計画納期 品目を納入する予定の日付 品目 製造オーダで製造される品目 品目タイプ 製造オーダで製造される品目の品目タイプ オーダ数量 製造予定のオーダ数量。資材および時間の見積はこの数量に基づきます。 工順または日付がまだ入力されていない場合、カレンダーはデフォルト工順と 100% の利用率を基準にします。 現在のフィールド値を変更するときに製造オーダ内訳を使用すると、各有効化コードの見積資材 (ticst0101m000) セッションにあるオーダ数量フィールドの値が変更され、それらの合計が現行フィールドの値と同じになり、数量が各有効化コードに均等に配分されます。 内訳が存在する場合、オーダ数量は内訳ラインのオーダ数量の合計により管理されます。 改訂 品目の改訂 納入済数量 在庫に転記された完成品の数量 次作業 工順構造において、現行作業の後に続く作業 残作業開始日 作業を開始する日。作業がすでに開始されている場合は、作業を再開する日。 製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの残余製造時間の計算方法フィールドを変更して、実行済の作業量を計算するときに残余オーダ数量と消費時間のいずれを使用するかを選択できます。 完了数量 完了とレポートされた品目の累計数量。完了とレポートされた品目は、次の作業または指定された倉庫に進むことができます。 不合格数量 不合格とレポートされた品目の累計数量。不合格とレポートされた品目は、製造オーダの残りの部分から分割されるか、隔離検査にプットアウェイされるか、廃棄されるかのいずれかです。 開始 - 終了 S (先頭作業 (Start Operation) の最初の文字) は、先頭作業を表します。工順構造での先頭作業には、先行する作業がありません。E (最終作業 (End Operation) の最初の文字) は、最終作業を表します。工順構造での最終作業には、後続の作業がありません。
主品目数量/半完成数量の切替 主品目の数量に切り替えたり半完成品目の数量に戻ったりする場合にクリックします。詳細については、主品目または半完成品目の数量のレポートを参照してください。 シリアル番号 品目がシリアル番号付品目で、製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの完成状態の状況処理フィールドがマニュアルに設定されている場合、クリックしてシリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000) セッションを開始できます。このセッションを使用して、最終作業の品目をシリアル番号ごとに完了または不合格にする必要があります。 注意: 指定された製造オーダの最終作業のみに関する完了数量のシリアルを選択できます。指定された作業が最終作業ではない場合、完了数量のシリアルの選択ボタンは使用できません。 不合格完成品を隔離検査に移動 不合格完成品を隔離検査に移動 (tisfc0209m000) セッションが開始されます。 注意: 品目を隔離検査に移動する場合、計画産出高は低くなります。在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションの計画に利用可能設定に従います。
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