設計部品表の参照指示リンク手順

LN において参照指示は、設計部品表ライン上の資材にリンクされます。次のステップを実行してください。

ステップ 1. 参照指示の定義

参照指示 (tcmcs0190m000) セッションの参照指示を定義します。参照指示にたとえば名称やコードなどを付けて、品目上での構成要素の挿入先位置を示すこともできます。

ステップ 2. 参照指示を設計品目改訂にリンク

必要に応じて、設計品目別参照指示 (tiedm0120m000) セッションで、参照指示を設計品目改訂にリンクできます。

参照指示を設計品目の改訂に必ずしもマニュアルでリンクする必要はありませんが、特定の設計品目改訂にしか適用できない参照指示が 1 つまたは複数ある場合には、役立つ可能性があります。このステップで参照指示を設計品目改訂にマニュアルでリンクしない場合は、ステップ 3 の実行後に設計品目別参照指示 (tiedm0120m000) セッションで参照指示が設計品目に自動でリンクされます。

ステップ 3. 参照指示を設計部品表ライン上の資材へリンク

設計品目改訂 (tiedm1100m000) セッションで、参照指示を特定の設計部品表ラインへリンクできます。リンクする場合、設計部品表ラインを選択して、適切なメニューの設計品目別参照指示をクリックします。設計部品表別参照指示 (tiedm2110m000) セッションが開始されます。

ステップ 4. 参照指示の選択

参照指示をリンクするには、設計部品表別参照指示 (tiedm2110m000) セッションで新規作成をクリックする必要があります。次のセッションにズームして、参照指示を選択します。

  • 設計品目改訂別に参照指示を (ステップ 2 で) 定義した場合、参照指示を選択するには、参照指示フィールドで設計品目別参照指示 (tiedm0120m000) にズームします。
  • 設計品目改訂別に参照指示を定義しなかった場合、参照指示を選択するには、参照指示フィールドで参照指示 (tcmcs0190m000) セッションにズームします。

参照指示は、設計部品表ラインの 1 つまたは複数の品目に適用できます。設計部品表別参照指示 (tiedm2110m000) セッションの数量フィールドを使用して、設計部品表ライン上の品目のうち参照指示の適用先となる品目の数を指定できます。

設計部品表ライン上の品目数量を 6 であると仮定します。

  • 設計部品表別参照指示 (tiedm2110m000) セッションの数量フィールドに「1」を入力すると、参照指示は設計部品表ライン上の数量のうち 1 品目にしか適用されません。
  • 5」を入力すると、参照指示は設計部品表ライン数量の 6 品目中 5 品目に適用されます。
  • たとえば、ある参照指示用に数量「2」を、別の参照指示用に「3」を入力することもできます。
  • 参照指示に対する数量を「6」と入力すると、設計部品表ライン上の全品目を同じ場所にマウントする必要があるという意味になります。
  • 設計部品表ライン上の品目数量が 6 の場合、ある参照指示の数量として「4」を、別の参照指示の数量として「3」を入力することもできます。これは、設計部品表ラインの品目のいずれか 1 つが 2 つの参照指示に関連することを示します。
注意

Infor LN で DEM Content Pack を使用する場合、DPA0010 (設計品目と部品表追加) ウィザードを使用して設計品目と設計部品表に参照指示をリンクすることを検討してください。この事前定義されたウィザードは、会社の業務機能モデルを指定した後でプロジェクトモデル別ウィザード (tgwzr4502m000) セッションから実行できます業務機能モデルを参照してください。