例 2: 活動がすでに開始されている

活動 A は開始済であり、時間を費やし、プロジェクトごとに能力計画を実施した。

活動持続期間 (プロジェクト日数)15
概略能力所要量ワークセンタ 10 では 200
実際開始日日=4、週=44、年度=92
消費時間ワークセンタ 10 では 30
詳細能力所要量ワークセンタ 10 では 100
完成率20%

 

実行対象の活動 A を次の図に示します。

[...]
W稼働日
_非稼働日
p進捗
bバックログ

活動 A は 20 % 完了しました。つまり、活動 A の計画能力の 20 % は準備完了です。所要時間は 160 (= 0.8 x 200) 時間です。能力負荷テーブルにもとづいて経過した活動持続期間の割合が計算されます。能力負荷テーブルに記載されている 20 % は、活動持続期間における進捗 (15 %) に対応しています。

この進捗は、リードタイム 2.3 (= 0.15 x 15) 日と同等です。計画済進捗 (6 日) は、活動持続期間の 40% (= 6 ÷ 15 x 100%)。バックログは 3.7 (= 6 - 2.3) 日です。能力負荷テーブルによると、これは、能力バックログの 20% = 40 時間に対応します。これらの 40 時間は、残存リードタイム (9 日) に追加する必要があります。オリジナル計画によると、利用される能力 60% は 120 時間です。活動の終了日に到達するには、追加能力 33% (40 ÷ 120) を補足する必要があります。すると、週次能力負荷は、次のようになります。

日数活動持続期間の割合能力所要量 (週次)
46-92960%0
47-921280%60+20=80
48-921280%0
49-92100%100%60+20=80