製造オーダのクローズ

製造オーダのクローズ

製造オーダをクローズすると、LN では次の処理が行われます。

  • 製造オーダの財務結果を計算する
  • 結果を総勘定元帳に転記する
  • 実際原価計算および時間会計の履歴を更新する

製造オーダのクローズ後は、オーダ状況クローズになります。

製造オーダのオーダ状況がクローズの場合、資材の出庫や製造オーダの時間計上は不可能です。

ただし、クローズ済製造オーダのオーダ状況を完了にリセットすることもできます。オーダ状況の変更を参照してください。

製造オーダをクローズするには

製造オーダは、製造オーダのクローズ (ticst0201m000) セッションでクローズできます。

製造オーダをクローズするには、次の条件を満たす必要があります。

  • 製造オーダのオーダ状況が完了でなければならない
  • 引当資材が出庫済
  • 倉庫オーダが完了済
  • 検査オーダが処理済
  • 入力された時間が転記済
  • 外注オーダが処理済
  • 外注用の購買請求書が承認済
  • バックフラッシュが実行済

製造オーダは、有効なクローズ日を入力してからでないと、クローズできません。遡及処理を参照してください。

特殊機能

製造オーダのクローズ (ticst0201m000) セッションでは、実際に製造オーダをクローズせずに、製造オーダの財務結果を計算することもできます。

製造オーダをクローズせずに製造オーダの財務結果を計算すれば、結果を総勘定元帳に転記するかそれとも結果の出力のみ行うかの選択も可能になります。