工具状況

工具には次の状況があります。

新規

工具を入力すると、状況が新規状況になります。状況は新規から使用可能に、またはブロック済に変更できます。

使用可能

状況を製造オーダまたはサービスオーダに割り当てるには、状況が使用可能でなければなりません。状況はブロック済、または工具保守時にマニュアルで変更できます。

ブロック済

この状況の工具は計画することも、また製造オーダまたはサービスオーダに出庫することもできません。工具の状況がブロック済に設定されるのは、次の場合です。

  • 工具寿命が、総時間数 ÷ 工具使用回数に等しいかそれ未満の場合
  • 工具番号 (titrp0102m000) セッションで、状況が使用可能または工具保守時にマニュアルで変更された場合
注意

工具がブロック済である場合、新規見積所要を計画する際、または工具の利用性チェックが実行されている間は、工具が考慮されません。

引当済

引当済状況が工具に割り当てられるのは、工具が製造オーダまたはサービスオーダに出庫されている場合のみです。工具番号 (titrp0102m000) セッションでは、引当済状況をマニュアルで割り当てることはできません。

工具保守時

工具保守時状況が工具に割り当てらるのは、工具の要求/返却 (titrp0215m000) セッションで工具保守が要求された場合です。この状況の工具は、メンテナンスの計画期間内に製造オーダまたはサービスオーダへの出庫を予定されません。

工具の要求/返却 (titrp0215m000) セッションで工具が返却されると、工具の状況が工具保守時から使用可能に変更されます。