製造オーダは、品目を製造するオーダ、および製造を実施する条件 (たとえば、用いられている工順、納期、オーダ数量) から構成されています。
製造オーダは次の目的に使用できます。
マルチサイト機能が有効な場合は、1 つまたは複数のサイトに対して製造オーダが生成されます。
製造の詳細はサイトごとに異なる場合があります。
製造オーダは通常、マスタ基準計画やオーダ基準計画などの計画アルゴリズムによって生成され、その後で製造モジュールに転送されます。製造オーダは企業計画でマニュアルで作成することもできます。
新規に製造オーダを作成する際には、会社レベルの製品のマスタデータが、製造が実行されるサイトにコピーされます。
マルチサイトが有効な場合の品目データの詳細については、品目データを参照してください。
メニューまたはツールバーの複製をクリックすると、製造オーダが複製されます。すなわち、製造ヘッダ情報がコピーされます。次の理由から、製造オーダのオリジナルの資材と作業はコピーされません。
製造オーダは、次のようないくつかのオーダ状況を経ます。
オーダ状況は、どのアクションを製造オーダで実行できるかを決定します。
製造オーダの見積原価は、部品表および工順 (見積原価) に基づきます。製造時に転記 (実際原価計算) される時間および資材は、実際に消費されたものを対象としています。製造オーダは、クローズすることにより結果が計算されます。
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