設計品目改訂 (tiedm1100m000)

セッションの目的:  設計品目の改訂を修正および定義します。次のような処理が行えます。

  • 設計品目の改訂のためのデータを入力する
  • CAD アプリケーションから改訂データをインポートする
  • 設計品目改訂の改訂状況を変更する

 

設計品目

改訂をメンテナンスする対象の設計品目

改訂をマニュアルで採番

このチェックボックスがオンの場合、新規改訂を作成するときに、マニュアルで改訂番号を入力できます。

たとえば、改訂採番モードをマニュアルから自動に変更する場合、設計品目の現行の改訂シリーズの次に高い番号が生成されます。

設計品目改訂

部品表 (BOM) を定義している対象の設計品目の改訂

関連トピック

状況

改訂の状況

指定可能な値

設計品目の改訂状況

構成日

改訂が作成された日付

部品表数量

部品表 (BOM) が適用される、製造される製品の数。部品表数量によって、非常に少ない数量の製品を部品表構成要素として指定できます。

コットンホワイトという特有の塗料を 1 リットル混合するために必要な塗料の中で、いくつかの色の量はごく微量です。このため、1000 リットルの部品表数量が定義されています。この場合、塗料の構成要素数量は次のようになります。

塗料コットンホワイト、1000 リットル: 
999 リットル
0.6 リットル
0.2 リットル
0.2 リットル

 

単位セット

標準品目またはカスタマイズ品目にリンクしたり、品目のデフォルト設定にリンクしたりできる単位コードのグループ。単位セットにより、対象品目についてどのくらいの物理量をどのモジュールで何の目的に使用するかを指定できます。

資材

現在の改訂における設計品目改訂の原料

たとえば、紙やプラスチック、木材があります。

サイズ

現在の改訂における設計品目改訂の大きさ

たとえば、200 mm × 1 m などです。

標準

現在の改訂における、設計品目改訂が準拠する、または準拠しなければいけない社内、国内、または国際標準

たとえば、ISO 8601、NEN 3140、BS 1383 など

単位

メートル、キログラム、またはピースなどの測定単位

重量単位

キログラムなどの重量の測定単位

重量

重量単位フィールドで定義した単位で入力された改訂の重量

エンジニア

改訂の設計を監督する従業員

部品表一括変更
変更管理別処理

このチェックボックスがオンの場合、設計品目改訂の承認手順がデータ管理で開始されました。製造の改訂を承認する前に、承認手順を完了する必要があります。

発効日

改訂が有効になる日付と時間

この日付は、将来の任意の日付にマニュアルで変更できます。設計中状況の複数の改訂がある場合、これらのすべての改訂についての発効日をスケジュールできます。

製造の発効日が現在の日付より前にある設計品目改訂を承認する場合、発効日は自動的に製造で承認済にした日付に設定されます。

改訂が仕上がった場合、親設計品目の改訂の発効日が製造部品表ラインの発効日と見なされます。そのため、製造部品表ラインの希望する発効日をここで設定する必要があります。

失効日

改訂の状況が製造で承認済の場合、失効日フィールドは空白なので、この日付はマニュアルで設定できます。発効日が、前の改訂の失効日以前の日付である新規改訂を作成するときは、前の改訂の失効日がこの新規改訂の発効日の日付に設定されます。

次の場合は、失効日を変更できません。

  • 改訂の状況が製造で承認済ではない場合
  • 改訂の状況が製造で承認済であるが、失効日フィールドに値が入力されている場合

関連トピック

設計日での承認

改訂が設計で承認済にされた日付

いったん改訂が設計で承認済になると、この改訂を削除することはできなくなり、取消またはアーカイブのみを実行できます。

製造日での承認

改訂が製造で承認済状況を受け取った日付

CADの日付

改訂が CAD アプリケーションからインポートされた日付

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

新規テキストを入力したり、既存のテキストを編集したりするには、[テキスト] ボタンをクリックします。

 

凍結

クリックすると、改訂の状況が凍結に設定されます。

これは、状況が設計中の改訂についてのみ実行できます。

改訂状況のリセット

クリックすると、改訂の状況が製造で承認済に設定されます。

これは、状況が凍結の改訂についてのみ実行できます。状況が凍結を超えているときに設計を変更しようとする場合は、改訂を取り消して新しい改訂を作成することができます。

設計で承認

クリックすると、改訂の状況が設計で承認済に設定されます。

改訂が部品表一括変更により作成されているが、その変更に合わせて設計部品表がまだ変更されていない場合は、状況を設計で承認済に変更することはできません。

これは、次の状況にある改訂にのみ実行できます。

  • 凍結
  • 設計中
製造で承認

クリックすると、改訂の状況が設計で承認済に設定されます。

改訂が部品表一括変更により作成されているが、その変更に合わせて設計部品表がまだ変更されていない場合は、状況を製造で承認済に変更することはできません。

これは、次の状況にある改訂にのみ実行できます。

  • 設計で承認済
  • 設計中
改訂の取消

クリックすると、改訂の状況が取消済に設定されます。

これは、状況が設計で承認済である改訂にのみ実行できます。

  • 設計中の改訂は削除できます。
  • 製造で承認済の改訂はアーカイブできます。

取り消された改訂は、アーカイブできます。

設計部品表

クリックすると、設計部品表 (tiedm1110m000) セッションが開始されます。

関係

クリックすると、設計品目 - 品目関係 (tiedm1101m000) セッションが開始されます。

設計品目別参照指示

設計品目別参照指示 (tiedm0120m000) セッションが開始されます。このセッションでは、特定の設計品目の改訂について参照指示を表示、メンテナンス、または追加できます。