部品表を表示またはメンテナンスする品目
最初のセグメントはプロジェクトコードに使用され、2 番目のセグメントは品目コードに使用されます。
次の品目のみ、構成不能品目にできます。
主品目
サブ品目
部品表 (tibom1110m000)セッションの目的: 製品品目、購買品目、製造品目、または工具に対する部品表 (BOM) を定義します。
注意
このセッションは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのサイト別ジョブショップパラメータが無効に設定されている場合のみ適用されます。
パフォーマンスについての注意
このセッションの設定はシステムパフォーマンスやデータベースの拡張に影響することがあります。詳細は、次の情報を参照してください。
主品目 . 設計品目改訂 設計品目 (E 品目) または改訂管理される品目 (つまり、設計品目へリンクする品目) のバージョンまたは改訂バージョン。1 つの設計品目に対して複数の改訂を作ることが可能です。
例
設計品目: 設計品目: マウンテンバイク E-MB01
部品表数量 部品表 (BOM) が適用される、製造される製品の数。部品表数量によって、非常に少ない数量の製品を部品表構成要素として指定できます。
例
コットンホワイトという特有の塗料を 1 リットル混合するために必要な塗料の中で、いくつかの色の量はごく微量です。このため、1000 リットルの部品表数量が定義されています。この場合、塗料の構成要素数量は次のようになります。
部品表数量は、品目 - 製造 (tiipd0101m000) セッションで指定する必要があります。 部品表数量を使用すると、ごく少量の品目数量を部品表の構成要素として指定できます。これは、化学薬品の希釈に関する部品表を作成する場合などに役立ちます。 例 塩の 100 万倍希釈液を作るとします。この希釈液の棚卸単位がリットルである場合、1 リットルに対する部品表と、塩 1 ミリグラムの構成要素品目を指定できます。ただし、1 ミリグラムでは少なすぎて、正確に測量できない可能性があります。そこで、部品表数量 1000 リットルの部品表を指定し、構成要素品目を塩 1 グラムにするほうが実際的です。 部品表数量 グラムまたはメートルなど、在庫に定義されている単位 ファントム このチェックボックスがオンの場合、構成要素品目が品目 - 製造 (tiipd0101m000) セッションでファントムとして定義されます。ファントム品目を使用して、製品構造に関する技術情報を記録することも、また標準原価計算を実行することもできます。
注意
パフォーマンスについての注意 このフィールドの設定は、システムパフォーマンスやデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: ファントム. 位置 構成要素の位置番号 デフォルトでは、最後に使用された位置番号に 10 を加算した値が表示されます。この手順により 10、20、30 ... という連番が付けられます。位置の番号付けに制限はありません。最良の結果を得るため、中間の番号を使用して構成要素を追加できるようにデフォルト値を使用してください。 構成要素の最大位置番号は 9999 です。 連番 品目 製造品目の一部である構成要素品目 この構成要素は、購買、製造、または製品品目タイプの品目でなくてはなりません。構成要素は、品目 (tcibd0501m000) セッションで定義してください。
注意
主品目の品目タイプが工具の場合、タイプが工具の構成要素のみが可能です。 購買構成可能品目の調達に関する詳細情報については、下記を参照してください。 一般 数量 正味数量 その製造品目で使用される構成要素の数量 この数量を計算するには、単位数に長さフィールドの値と幅フィールドの値を乗算します。たとえば、長さが 2 cm で幅が 3 cm の構成要素を 10 単位指定すると、正味数量は 60 (10 × 2 × 3) になります。幅を指定しない場合、正味数量は 20 になります。
注意
マイナスの数量が示される場合は、製造品目の製造によって副産物が生じています。この副産物は、マイナスの数量として、総資材所要量の計算に使用する部品表に入力されます。 非依存数量ライン 部品表ラインが非依存数量ラインである場合は、このフィールドにゼロが表示されます。 仕損率 仕損率を記録しておくと、製造段階での不足を防ぐことができます。仕損係数は損失割合を示します。 仕損率が 5% の場合は、製造オーダ (資材総所要量) に対して構成要素が 5% 多く引き当てられます。 仕損とは、100% 未満の産出率に起因する損失以外の臨時の損失のことです。 設計部品表から部品表を生成すると、仕損率と仕損数量の値もコピーされます。ただし、これらの値は、ホイール 10/1 をホイール 10/2 に変更するなど、連番のみを変更する場合に限りコピーされます。ホイールを予備のホイールにするなど、部品表ラインに新規の品目が存在する場合は、仕損データはコピーされません。この場合は、仕損数量および仕損率がゼロ (0) になります。 仕損数量 欠陥のある構成要素や、切取または切断作業で紛失した製品など、使用できない資材や中間製品の不合格品。予定仕損を考慮して、総資材所要量や作業の投入数量を増やす必要があります。 部品表では、正味資材所要量の割合 (仕損率)、および固定数量 (仕損数量) として仕損を定義できます。仕損数量は、たとえば設備をテストするためなど、製造の開始ごとに失われる資材の量を定義するために使用します。 作業では、仕損は固定数量としてしか定義できません。 製造中に無駄になる資材の数量。この数量は、製造された数量に依存しない固定数量です。仕損数量を記録しておくと、製造段階での不足を防ぐことができます。 仕損とは、100% 未満の産出率に起因する損失以外の臨時の損失のことです。 設計部品表から部品表を生成すると、仕損率と仕損数量の値もコピーされます。ただし、これらの値は、ホイール 10/1 をホイール 10/2 に変更するなど、連番のみを変更する場合に限りコピーされます。 ホイールを予備のホイールにするなど、部品表ラインに新規の品目が存在する場合には、仕損データはコピーされません。この場合は、仕損数量と仕損率が 0 になります。 長さ このフィールドは、幅フィールドおよび単位数とともに、正味数量の計算に使用できます。 正味数量は、長さフィールドに単位数を掛けた値です。場合によっては、さらに幅フィールドを掛けた値になります。 製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションでは、所定の構成要素に長さフィールドを入力した場合、出力できるのが切断作業リストだけになります。長さフィールドと幅フィールドの両方を入力すると、切取作業リストを出力できます。 幅 このフィールドは、長さフィールドおよび単位数とともに、正味数量の計算に使用できます。 正味数量は、長さフィールドに単位数を掛けた値です。場合によっては、さらに幅フィールドを掛けた値になります。 長さフィールドと幅フィールドの両方を入力すると、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの切取作業リストを出力できます。 サイズ単位 使用される計測単位 単位数 製品において、長さフィールドまたは幅フィールド、あるいはその両方で指定された資材の所要数量が出現する回数 供給 作業 部品表ラインの資材がジョブショップに出庫される作業
注意
存在しない作業のコードを入力することがないように、このフィールドのズーム機能を使用して、工順作業 (tirou1102m000) セッションから作業を選択することをお勧めします。 パフォーマンスについての注意 このフィールドの設定は、システムパフォーマンスやデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 複数作業に使用する資材. 資材-工順関係 このチェックボックスがオンの場合、部品表の構成要素に資材-工順関係が存在します。 倉庫 構成品目が保管されている倉庫と製造オーダの引当が行われる倉庫
注意
構成要素がファントムの場合に、親品目がファントムの場合、倉庫を継承チェックボックスをオンにすると、構成要素の親品目の倉庫に構成要素の所要量が引き当てられます。 WMS 管理 このチェックボックスがオンの場合、倉庫管理システム (WMS) との統合が存在することを倉庫 (tcmcs0503m000) セッションで定義しました。このセッションのロット選択フィールドの値は、使用される WMS の値と同じにします。 ロット選択 このフィールドはロット管理されている品目に適用されます。任意、同一、または特定という値は、オーダラインのロット品目の納入に関する特別な条件に関するものです。また、これらの値によってロット番号の割当方法も決定されます。 ファントム在庫を使用 このチェックボックスがオンの場合、使用可能なファントム在庫の有無がチェックされます。 在庫に十分な数量の使用可能なファントム品目がある場合は、この在庫が製造オーダの構成要素として使用されます。 使用可能なファントム在庫がない場合や、数量が不十分な場合には、その在庫は使用されません。構成要素が通常のファントム品目として扱われるため、ファントムが合計数量の分だけ展開されます。
注意
ファントム在庫は、計画中は常に無視されます。 親品目がファントムの場合、倉庫を継承 代替あり このチェックボックスがオンの場合、1 つまたは複数の代替資材が使切資材および代替資材 (tibom0150m000) セッションに存在します。
注意
使切資材あり 複数品目可 需要ペグの継承 製造オーダが企業計画からジョブショップ管理に転送される場合に、オーダには需要ペグを含めることができます。
注意
ペグの仕様が生成されます。 このフィールドを使用し、資材がこの需要ペグを持つべきかどうかを指定できます。 その他 オーダリードタイム 品目の製造時間は、工順作業に定義されるリードタイム要素に基づいて時間数または日数で示されます。 品目 - 製造 (tiipd0101m000) 詳細セッションでオーダリードタイムの更新をクリックすることで、オーダリードタイムを指定できます。 リードタイムオフセットを使用 このチェックボックスがオンの場合、 リードタイムオフセットを指定できます。 リードタイムオフセット リードタイムオフセット。確約可能在庫の計算でリードタイムオフセットを使用します。構成要素が使用可能でなければならない日付は、完成品の所要日からリードタイムオフセットを差し引いて計算されます。
注意
リードタイムオフセットを使用チェックボックスがオンの場合のみ、リードタイムオフセットを入力できます。 リードタイムオフセット単位 リードタイムオフセットを表す時間単位として、時間または日を選択します。 実際資材オフセット リードタイムオフセットを使用チェックボックスがオンの場合、実際のオフセットは、資材オフセットフィールドで指定された時間数または日数と等しくなります。リードタイムオフセットを使用チェックボックスがオフの場合、実際のオフセットはオーダリードタイムと等しくなります。 オーダ産出率 総計計画の計算に使用する産出率 固定リードタイムを使用して資材所要量を計画する際に、工順データではなくオーダ産出率フィールドが使用されます。このプロセスは、オーダ計画モジュールで実行されます。 このフィールドに入力する値は、品目工順の全作業についての産出率の予測値であることが必要です。例:
この場合、オーダ産出率フィールドに入力する値は、0.90 × 0.80 × 0.90 = 65% となります。 デフォルト 100 仕損の設定 総計計画の計算に使用する仕損 固定リードタイムを使用して資材所要量を計画する際に、工順データではなく仕損の設定フィールドが使用されます。計画プロセスは、オーダ計画モジュールで実行されます。 このフィールドに入力する値は、品目工順の全作業についての仕損の予測値であることが必要です。 デフォルト 0 顧客支給資材 顧客支給資材を含む このチェックボックスがオンの場合、完成品は、1 つまたは複数の顧客支給資材を使用して構築された品目です。 標準構成 このチェックボックスがオンの場合、この部品表ラインは品目の標準構成に含まれています。部品表ラインの原価は、標準原価に含まれます。標準構成チェックボックスがオフの場合、この部品表ラインは品目の標準構成に含まれません。部品表ラインの原価は、標準原価に含まれません。 標準構成チェックボックスと例外 (tcuef0105m000) セッションの有効チェックボックスの設定の組合せによって、部品表ラインを特定の有効化コードに使用するかどうかが指定されます。
注意
部品表ラインに例外がリンクされていても、予備部品を販売する場合や有効化構成でない完成品の場合など、例外を使用しない場合には、このチェックボックスをオフにすることができます。 外注先による供給 1 つまたは複数の作業、または品目の製造処理全体を外注する場合、外注品目に使用する資材を外注先に送るかどうかを選択できます。 このチェックボックスがオンの場合、資材は外注先に送られず、外注先によって供給されます。したがって、資材の計画および原価は考慮されません。 このチェックボックスがオフの場合、外注される作業に資材がリンクされていれば、資材が外注先に送られます。 テキスト このチェックボックスがオンの場合、テキストがあります。 オーダ文書に出力 このチェックボックスがオンの場合、部品表の構成要素がオーダ文書に出力されます。 オーダ文書に部品表の資材を出力するかどうかを指定できます。たとえば、ユーザは資材リストのフロア在庫を出力対象外になるように選択することもできます。 EDMとのリンク このチェックボックスがオンの場合、設計部品表のラインが製造部品表にコピーされます。 参照指示あり このチェックボックスがオンの場合、1 つまたは複数の参照指示が部品表別参照指示 (tibom0120m000) セッションに存在します。 このチェックボックスは修正できません。 参照指示を表示またはメンテナンスするには、部品表別参照指示をクリックします。 変更管理別処理 このチェックボックスがオンの場合、この部品表ラインは変更管理下にあります。変更オーダが部品表にリンクされ、変更オーダが未承認の場合には、このチェックボックスがオンになります。 変更管理 (CHM) モジュールでは、所定の手順で部品表ラインの発効日と失効日を追跡できます。 備考 部品表ラインに関する備考が存在する場合は、このフィールドに表示されます。
| ||||||||||||||||||||||||||||