ポルトガル向け電子 VAT 申告とヨーロッパ売上申告

この機能はポルトガル向けです。

電子 VAT 申告とヨーロッパ売上申告 (ESL) の一括申告 (ポルトガルで必須) の設定、準備、処理を行うことができます。この手順を実行すると、ポルトガルの当局が定める電子 VAT 申告要件に従った ASCII 申告書ファイルを作成できます。

重要

ESL と VAT はどちらも、最終的に、一括申告の開始期間の前の期間を含めて申告をする必要があります。この申告をしないと、以前の複数期間の未申告のデータが、申告に含められる可能性があります。

一括申告の生成対象期間では、EU 内リストの処理 (tccom7270m000) セッションのシミュレートチェックボックスを必ずオンにしてください。そうしないと、すでに処理済の売上申告データが VAT 申告から除外され、申告が正しく行われなくなります。

選択済 VAT 申告ライン

納税申告書 (tfgld1625m000) セッションで納税申告ラインの選択コマンドを使用して VAT 申告に VAT 申告ラインを自動的に追加すると、LN により選択されたファイナライズ済の税金取引の状況が申告用に選択済に設定され、納税申告 ID が税金分析 (tfgld110) テーブルの税金取引の納税申告番号フィールドに入力されます。

納税申告書 (tfgld1625m000) セッションで VAT 申告を提出すると、申告に含まれるファイナライズ済税金取引の状況がLNに設定されます。

選択済の売上申告ライン

シミュレート済および最終 VAT 申告の場合、売上申告 (tccom7570m000) セッションで処理済チェックボックスがオフになっている売上申告ラインが選択されます。

最終 VAT 申告に含まれる売上申告ラインの場合、処理済チェックボックスがオンになり、納税申告 ID が売上申告データ (tccom700) テーブルの売上申告ラインの納税申告番号フィールドに入力されます。

VAT 申告を再出力する場合、再出力を要求する VAT 申告と同じ納税申告 ID を持つ売上申告ラインが選択されます。