自動支払手順
請求書の選択後は、結果を検証して調整を行うことができます。たとえば、選択された請求書を見直し、変更して、支払を行う前に前払金、仮払金、または貸方票を未決済取引に割り当てることができます。
自動支払手順を実行するには、次の順にセッションを使用します。
関連セッション
現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000) セッションの関連パラメータの値に応じて、支払の処理 (tfcmg1240m000) セッションで構成をクリックすると、次のセッションが開始されます。
支払通知 (tfcmg1509m000) > 支払の銀行の割当 (マニュアル) (tfcmg1251m000)
銀行リレーションを取引に自動的に割り当てることができない場合、支払の銀行の割当 (マニュアル) (tfcmg1251m000) セッションまたは銀行を口座引落にマニュアル割当 (tfcmg4251s000) セッションが自動的に開始されるので、ユーザは取引に使用する銀行リレーションを選択します。
支払の監査 (tfcmg1255m000)
このセッションで、支払バッチが検証されます。次のデータのチェックと検証が行われます。
- 支払予定額が、支払権限 (tfcmg1100m000) セッションで承認された支払先取引先および任意払ごとの支払可能限度額を超えるかどうか
- 全請求書に有効な支払方法が割り当てられているかどうか
- 外注先取引先からの請求書が、ブロック口座から支払われるかどうか
- 取引先の銀行口座および住所の詳細
- 財務取引先グループ
- 支払方法に対して定義された中間ステップの転記データ
- 個別払および原価スタンディングオーダ支払の転記データ
- 銀行リレーション詳細
-
支払/回収方法 (tfcmg0540m000) セッションで国際銀行口座必須チェックボックスがオンの場合、取引先の IBAN。次に XML 支払/回収レイアウト (tfcmg0524m000) セッションで、BIC を表すタグが必須で選択になっていることを前提に、取引先の取引銀行の BIC が監査されます。
検出されたエラーのレポートが出力されます。問題の解決後、支払の処理 (tfcmg1240m000) セッションを実行してください。
支払予定額が承認済の支払可能限度額を超えた場合は、支払通知 (tfcmg1609m000) セッションで調整を行うことができます。
送金レターの出力 (tfcmg1270m000)
支払方法で送金レターが必須の場合、送金レターの出力 (tfcmg1270m000) セッションが自動的に開始されます。送金レターには、請求書および個々の支払に関する詳細が記載されます。