償還によるファクタリング償還によるファクタリングの場合、LN では、ここで説明する財務会計転記が作成されます。 ファクタリング会社への請求書の送付 請求書で償還によるファクタリングを実行する場合、請求書をファクタリング会社に送付すると、LN で次の入力が行われ、顧客が支払わなかった際にファクタリング会社に払い戻す条件が作成されます。
転記された金額は、ファクタリング会社でファクタリングされた正味額です。この金額は次のようになります。 請求額 - 控除額 - 貸方票金額 請求書の清算 顧客が支払を済ませたという内容の通知がファクタリング会社から届いたら、ファクタリング請求書を清算する必要があります。LN で、次の入力が行われます。
ファクタリング会社への払戻 顧客が支払わなかった場合、ユーザの会社はファクタリング会社に払い戻す必要があります。ファクタリング会社に対して払い戻す金額の貸方票を作成する必要があります。 現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000) セッションの払戻時に借方票を作成チェックボックスをオンにすると、LN でオリジナル回収先取引先の借方票が作成されます。このチェックボックスがオフの場合、 LN でオリジナル請求書が再計上されます。 LN で、次の入力が作成されます。
借方票は請求で作成され、借方票用に定義された取引タイプが使用されます。次が借方票に対して適用されます。
再計上された請求書に払い戻された金額も清算された金額もない場合は、LN で、訂正伝票だけが作成され、未決済入力にリンクされます。LN では、「偶発債務」 勘定および 「ファクタリング請求書」 勘定への入力を振り戻す入力が行われます。
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