VAT 帳簿を設定するには

この機能はイタリア向けです。

VAT 帳簿に必要な取引の登録を設定するには、以下の順番でセッションを使います。

  1. 財務会社パラメータ (tfgld0503m000)
    VAT 帳簿チェックボックスをオンにします。
  2. 理由 (tcmcs0105m000)
    課税に関する法律のセクションを VAT 帳簿レポートに出力する必要がある場合は、その税金項目の理由を定義します。税金レポートに表示する必要があるテキストを、[理由記述] フィールドと理由タイプフィールドに入力し、税金項目を選択します。
  3. 国別税金コード (tcmcs0136s000)

    VAT 帳簿に含める必要がある取引の税金コードごとに、税金帳簿に含むチェックボックスをオンにします。税金の種類は、VATでなければなりません。EU 内の購入税の場合は、転嫁型タイプの税金コードを使います。

    税金項目を出力する必要がある税金コードについては、税金項目フィールドで対応する理由を選択します。

  4. VAT 帳簿 (tfgld0160m000)

    1 つ、または複数の VAT 帳簿を定義します。VAT 帳簿は必要なだけ定義できます。少なくとも、購買タイプと販売タイプにそれぞれ 1 つずつは VAT 帳簿を定義する必要があります。

    EU 内の購入取引に使う、購買タイプの VAT 帳簿の EC 内チェックボックスをオンにします。これらの取引にかかる税金は、転嫁型税金でなければなりません。

  5. 取引タイプ (tfgld0511m000)
    • VAT 帳簿に含める必要がある取引の取引タイプについては、VAT 帳簿フィールドで VAT 帳簿を選択します。VAT 帳簿を選択できるのは、その取引タイプで VAT 帳簿への記載が許可されている場合のみです。詳細については、VAT 帳簿の取引タイプ を参照してください。
    • VAT 帳簿にリンクした取引タイプごとにシリーズを 1 つずつ作成します。税金年度ごとに 1 シリーズを定義できます。また、税金年度フィールドに年度を入力する必要があります。VAT 帳簿取引を処理できるのは、伝票番号の税金年度がバッチの取引入力日に等しい場合のみです。税金年度が伝票番号の一部になることはありません。
    • VAT 帳簿に含める必要がある購買請求書、借方票、および輸送請求書の自己請求取引の取引タイプを作成します。
  6. 買掛金パラメータ (tfacp0100m000)

    次のフィールドで、前のステップで作成した取引タイプを選択します。

    • VAT 帳簿の自己請求取引タイプ
    • EC 内 VAT 帳簿の自己請求取引タイプ
    • VAT 帳簿の借方伝票取引タイプ
    • VAT 帳簿の輸送請求書取引タイプ
    • EC 内 VAT 帳簿の輸送請求書取引タイプ

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