消費ルールによる配賦関係の設定

配賦正味額が消費主体の場合、消費ルールに基づいて配賦関係を作成できます。出金予算と配賦元からの実配賦関係は、ユーザに提供されたルールにしたがって作成されます。

その目的は配賦先での業績数量と密着に関係しながら、配賦関係において量を確保することです。そうすることによって、遡及計算による配賦元ディメンションから配賦先ディメンションまでの必要とされる資源と処理をバックフラッシュすることが可能になります。

消費ルール配賦関係を設定するには、次のステップを実行します。

  1. 配賦ルールセット (tfcat4101m000) セッションで配賦ルールセットを作成します。
  2. 消費ルール (tfcat4504m000) セッションで、配賦元/配賦先の組合せのルールを作成します。
  3. 予算 (tffbs0503m000) セッションで、単一ディメンション予算を作成します。
  4. 年度別予算 (tffbs0505m000) セッションで、現在の年度の予算を挿入します。
  5. 年度別変動予算 (tffbs1510m000) セッションで、予算のディメンションおよび参照単位 (適切な元帳勘定とともに) を入力します。
  6. 年度別業績予算 (tffbs1120m000) セッションで、年度別業績予算と予算の年度別業績数量または付加費用基準金額を定義します。
  7. 配賦キーによる配賦関係の生成 (tfcat4202s000) セッションで、配賦関係を作成します。
  8. 配賦関係 (tfcat4500m000) セッションで作成した配賦関係を確認します (オプション)。
  9. 遡及計算 (tfcat4213m000) セッションを実行し、予算の遡及計算を行います。
  10. 原価配賦差額の統合および/または転記 (tfcat4211m000) セッションを実行し、遡及計算の結果を予算に統合します。

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