許容支払差額

許容支払差額

支払差額許容範囲は、支払権限 (tfcmg1100m000) セッションで特定ユーザに対して定義された支払差額限度、または現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000) セッションでデフォルト値として定義された支払差額限度に依存します。

LN は、次に基づく請求書の許容支払差額を決定します。

  • 未決済金額
  • 請求額
  • 定義済の支払差額許容範囲
例 1

請求書の金額は 1,000 US ドルです。次の許容範囲が支払差額に定義されます。

請求差額の予定下限 (%): 10%
請求差額の予定下限: 50 (参照通貨)

 

デフォルト支払差額は 50 です。

デフォルト支払差額は両条件を満たす必要があります。このケースでは、最初の条件は支払差額が 100 (10% × 1,000 = 100) より小さくなければならないことを表しています。一方、2 つ目の条件は支払差額は 50 より小さくなければならないことを表しています。デフォルト支払差額は 50 です。

例 2

請求書の金額は 1,000 US ドルです。次の許容範囲が支払差額に定義されます。

請求差額の予定下限 (%): 3%
請求差額の予定下限: 50

 

デフォルト支払差額は 30 (3% x 1,000) です。

注意

実際支払の支払差額が許容デフォルト支払差額より大きい場合、表示されるデフォルト支払差額はゼロです。