販売スケジュール (tdsls3611m000)

セッションの目的:  特定の販売スケジュールおよびリンクされた販売スケジュールラインの表示、入力、およびメンテナンスを行います。

このセッションにより、販売スケジュールの最も重要な情報の迅速な表示、入力およびメンテナンスと、スケジュールの処理が可能です。

  • このセッションは、販売スケジュール (tdsls3111m000) 概要セッションから、レコードをダブルクリックするか、新規の販売スケジュールを入力することで開始できます。また、このセッションを単独で開始することもできます。
  • 販売スケジュールヘッダの詳細を表示するには、現在のセッションのファイルメニューで、販売スケジュール詳細をクリックします。これにより、販売スケジュール (tdsls3111m000) 詳細セッションが開始されます。
  • 販売オーダスケジュールラインの詳細を表示するには、販売スケジュールラインを選択してダブルクリックします。これにより、販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッションが開始されます。
タブ

 

販売先取引先

企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署

販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。

  • 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
  • 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
  • 受渡条件
  • 関連する出荷先取引先および請求先取引先

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合は、その販売契約から販売先取引先が取得されます。この場合、販売先取引先は変更できません。

住所

販売先取引先住所コード

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から販売先取引先住所が取得されます。

窓口

販売先取引先窓口

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から販売先取引先の窓口が取得されます。

氏名

窓口の氏名

出荷先取引先

商品を送付する出荷先取引先

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合は、その販売契約から販売先取引先が取得されます。この場合、出荷先取引先は変更できません。

販売スケジュールにリンクされた販売契約がなく、販売先取引先フィールドが指定されている場合、デフォルトの出荷先取引先は販売先取引先 (tccom4110s000) セッションで販売先取引先にリンクされた出荷先取引先です。

住所

出荷先取引先住所

注意
  • 参照スケジュールの場合は、このフィールドは購買スケジュール (tdpur3110m000) セッション内の出荷先住所と同じです。
  • 非参照スケジュールの場合は、このフィールドは販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッション内の出荷先住所と同一です。
回収先取引先

支払側の取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、顧客の銀行関係、取引先に送付する督促状のタイプおよび督促状の送付回数が含まれます。

回収先住所
支払条件

請求書の支払方法に関する合意事項

支払条件には、次の項目が含まれます。

  • 請求書の支払を完了しなければならない期間
  • 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引

支払条件によって、次の計算が可能になります。

  • 支払期限の日付
  • 値引期間が終了する日付
  • 値引額
延滞金利

商品の数量や行われたサービスに対する請求率。特定の期間内に請求が支払われなかった場合、請求書の受取人は、この比率に基づく金額を支払う必要があります。

支払方法

支払 (購買請求書) または入金 (販売請求書) の作成に使用される方法です。

支払方法には、次の項目などの詳細が定義されています。

  • 最高額
  • 期日
  • 外国通貨を許容するかどうか、およびレポートに出力する必要のあるその他の詳細

これらはオーダまたは請求書上で変更可能なデフォルト値です。

窓口

出荷先取引先の窓口

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から出荷先取引先の窓口が取得されます。

販売スケジュールにリンクされている販売契約がなく、出荷先取引先が指定されている場合、出荷先取引先 (tccom4111s000) セッションから出荷先取引先の窓口が取得されます。

生成日

販売スケジュールが生成または作成された日付

デフォルト

デフォルトの生成日は、システム日付です。

顧客累計リセット日

この日付から開始して、販売スケジュールの累計および権限が計算されます。

優先所要累計

販売スケジュールに関して最後に受信した EDI メッセージで取引先から受け取った所要累積 (棚卸単位で表示)

関連トピック

優先所要累計

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

入庫累計

棚卸単位で表される、出荷先取引先がこの販売スケジュールに関して入庫済の合計累計数量

関連トピック

出荷累計

棚卸単位で表される、この販売スケジュールに関して出荷先取引先に出荷済の合計累計数量

関連トピック

累計モデル使用

通信された累積がロジスティック会社で使用される累積モデル

請求済累計

棚卸単位で表される、この販売スケジュールに関して請求済の合計累計数量

関連トピック

最終出荷

取引先が販売スケジュールに関して受領した最終出荷の番号

最終入庫数量

棚卸単位で表される、取引先が販売スケジュールの最後の出荷で受領した数量

前回入庫日

取引先が販売スケジュールに対する出荷を最後に受領した日付

最終 ASN

販売スケジュールの最後の出荷に先立って送った事前出荷通知の番号

FAB 期限

FAB 権限の有効期限の終了日

注意

この日付を現在の日付よりも前にすることはできません。

RAW 期限

RAW 権限の有効期限の終了日

注意

この日付を FAB 期限よりも前にすることはできません。

FAB 権限

棚卸単位で表される、販売スケジュールで要求された品目の数量の製造を開始する有効な権限

スケジュール

販売スケジュールの番号

デフォルト値

デフォルト値を販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションの販売オーダ/販売スケジュール番号グループフィールドに定義された番号グループから取得します。

RAW 権限

棚卸単位で表される、販売スケジュールで要求された品目の数量の製造に必要な原材料を購入する有効な権限

高度 FAB 権限

販売スケジュールに関して取引先から受領した、高度 FAB 権限。まだ出荷されていない、棚卸単位で表される製造された品目のこの数量に関して、取引先は支払いをする必要があります。

高度 RAW 権限

販売スケジュールに関して取引先から受領した、高度 RAW 権限。棚卸単位で表される品目のこの数量のために購入した原材料に関して、取引先は支払いをする必要があります。

業種

販売先取引先が所属するグループの業種

地域

領域を使用すると、地理的な基準で取引先、顧客、発注先、および従業員がグループ化されます。

デフォルト

販売先取引先に割り当てられるデフォルト地域は、販売先取引先 (tccom4510m000) セッションから取得されます。

スケジュールタイプ

販売スケジュールの目的を指定する、販売スケジュールタイプ

注意

商品フローフィールドが倉庫移動納入に設定されている場合、このフィールドは必ず出荷スケジュールになります。

指定可能な値

発行タイプ

関連トピック

計画者

販売スケジュールを担当する計画者

デフォルト

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約からデフォルトの計画者が取得されます。

販売担当

販売契約を担当する販売元

デフォルト

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約からデフォルトの販売元が取得されます。

ロット選択

ロット品目の出荷条件を定義できます。

指定可能な値

  • 任意
    出荷する商品に、特別なロット条件はありません。品目は、任意のロットで出荷可能です。
  • 同一
    任意のロットを選択して出荷できますが、出荷全体が同一のロットで行われる必要があります。
  • 特定
    特定の 1 ロットのみ出荷できます。
商品フロー

販売スケジュールの発行先のオーダのタイプ

指定可能な値

オーダの種類

関連トピック

古いスケジュール

オリジナル販売スケジュールの番号。参照目的で使用します。

販売スケジュールで販売スケジュールライン番号がすべて使用されている場合は、次の特性がオリジナル販売スケジュールと同じである新規の販売スケジュールが作成されます。

  • 品目
  • 販売先取引先
  • 出荷先取引先
  • 出荷/入庫基準
終了理由

このフィールドに、販売スケジュールが終了された、または終了される理由を示します。

適切なメニューから販売スケジュールを終了したい場合は、終了を選択します。この方法で販売スケジュールを終了できるのは、終了理由を指定した場合のみです。

改訂

販売スケジュールの改訂を一意に識別する番号。販売スケジュール改訂番号は、取引先に送付される販売スケジュールの更新を示します。

状況

販売スケジュールの状況は、販売スケジュール処理における販売スケジュールの段階を示します。

参照スケジュール

このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールは参照スケジュールです。

関連トピック

例外あり

このチェックボックスがオンの場合、エラーメッセージが販売スケジュールにリンクされています。

エラーメッセージは、計画倉庫オーダが作成または更新されたときに生成することができ、メッセージログ (tcstl1500m000) セッションで表示できます。

改訂を使用

このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールの販売スケジュールの改訂番号が使用されています。

デフォルト

  • 非参照スケジュールの場合は、このチェックボックスはオンになっていて変更できません。
  • 参照スケジュールの場合、このチェックボックスのデフォルト設定は、スケジュール条件 (tctrm1131m000) セッションの参照出荷スケジュールチェックボックスから取得されます。
注意

次の状況に当てはまる場合は、このチェックボックスをオンにできません。

  • 販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500) セッションのスケジュールに契約を使用チェックボックスがオフになっている
  • 参照スケジュールの商品フロー倉庫移動納入に設定されており、その発生元計画または購買を読み取ります。
  • 販売スケジュールはピックアップシートにリンクされています。
  • 販売スケジュールは連続出荷スケジュールタイプです。
ピックアップシートにリンク

このチェックボックスがオンの場合、この販売スケジュールのラインはピックアップシートにリンクしています。

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、販売契約ラインロジスティックデータ (tdsls3102m000) セッションのピックアップシートの使用フィールドから取得されます。

関連トピック

顧客オーダをスケジュールに使用

このチェックボックスがオンの場合、受信販売発行顧客オーダ番号が、リンクされた販売契約ラインの顧客オーダ番号と比較されます。

デフォルト

販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500) セッションの顧客オーダをスケジュールに使用チェックボックスの値

関連トピック

品目コードシステム

代替品目コードを使用する場合、品目コードシステムも指定する必要があります。

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約からデフォルト品目コードシステムが取得されます。

顧客品目

コーディングシステムの品目コード。この品目コードは、社内で使用されている品目コードに自動変換されます。このように変換することで、たとえば、スケジュール入力時に購買元取引先の品目コードまたは販売先取引先の品目コードを使用できます。

品目

販売スケジュールの所要品目

品目の特徴および納入条件を、リンクしている販売契約から、または品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000) セッションから取得します。

次の品目タイプの品目を、販売スケジュールに含めることはできません。

  • カスタマイズ
  • 外注
  • 原価
  • リスト品目
  • サービス
  • 一般
  • 設備
注意

倉庫が WMS の場合、次のようになります。

  • 倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000) セッションで該当する倉庫に関して出庫部品表/リスト品目チェックボックスがオフの場合は、このフィールドにリスト品目を入力できません。
  • 倉庫の在庫内シリアルチェックボックスが倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000) セッションでオフの場合、品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションで在庫内シリアルチェックボックスがオンになっているシリアル番号付品目を入力できません。
  • 倉庫の在庫外シリアルチェックボックスが倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000) セッションでオフの場合、品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションで在庫内シリアルチェックボックスがオフになっているシリアル番号付品目を入力できません。
  • 倉庫の在庫外ロットチェックボックスが倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000) セッションでオフの場合、品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションで在庫内ロットチェックボックスがオフになっているロット管理品目を入力できません。

デフォルト

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から品目が取得されます。

契約

販売スケジュールにリンクされた販売契約

注意

このフィールドは、販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500) セッションのスケジュールに契約を使用チェックボックスがオンの場合に入力されます。

関連トピック

位置

販売スケジュールにリンクしている販売契約ライン

契約オフィス

販売スケジュールが派生する販売契約ラインにリンクしている販売オフィス

注意

1 つの販売スケジュールに関して、複数の販売オフィスを参照することはできません。

顧客オーダ

オーダまたは販売先取引先別契約に割り当てられた番号(販売先取引先の購買契約番号など)。顧客オーダ番号は、販売契約ラインを識別するために使用できます。

注意

このフィールドのデータを管理する処理は顧客オーダをスケジュールに使用チェックボックスの設定に基づきます。

関連トピック

顧客契約参照

品目のモデル、部品、または年度と、販売先取引先を含む識別子。この参照は、販売契約ラインを識別するために使用されます。

注意
  • このフィールドは、販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500) セッションの顧客契約参照をスケジュールに使用チェックボックスがオンの場合にのみ使用可能になります。この顧客契約参照をスケジュールに使用チェックボックスをオンにした場合、各販売スケジュールには一意の顧客契約参照が与えられます。したがって、販売スケジュール改訂が同じ契約参照番号で送信され、累計 (CUM) が契約参照番号別に登録されます。
  • このフィールドが変更された場合、スケジュールの顧客契約参照が、契約ラインの顧客契約参照と一致する必要があるため契約フィールドの値を再決定する必要があります。
発生元

販売スケジュールの発生元

指定可能な値

販売オーダ発生元

標準記述

このチェックボックスがオンの場合、 品目 - 販売 (tdisa0501m000) セッションで指定された品目販売テキストが出力されます。

スケジュールテキスト

このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールにテキストが存在します。

保留に設定

このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールとその販売スケジュールラインが保留されます。その販売スケジュールラインに関しては、販売スケジュール処理を継続できません。

適切なメニューで保留に設定をクリックすると販売スケジュールを保留できます。保留に設定できる販売スケジュールは、状況が作成済または調整済のもののみです。

適切なメニューの保留の取消をクリックすると保留状態を解除できます。

出荷/入庫基準

このフィールドを使用して、販売スケジュール要件の基準となる日付と時刻を定義します。

指定可能な値

出荷または入庫基準

運送業者/LSP

出荷先取引先への商品の輸送責任を負う会社

受渡条件

商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。

関連トピック

権利移動地点

法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。

注意

このフィールドは、出荷済累計 (tdsls3532m000) セッションの納期を計算するために使用されます。

関連トピック

輸送理由

輸送が行われる理由、たとえば修理、販売、転送などを示す理由コード

関連トピック

納入コード

商品輸送の支払人を示す理由コード

関連トピック

請求先取引先

請求書を送付する取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、顧客の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の回収先取引先が含まれます。

請求先住所
オーダ値引

合計オーダ金額から差し引かれる値引率または値引額

デフォルト

デフォルトのオーダ値引は販売先取引先 (tccom4510m000) セッションから取得されます。

自己請求

このチェックボックスがオンの場合、 自己請求が適用されます。この場合、請求書は販売先取引先によって作成されます。

デフォルト

現在の販売スケジュールデフォルトロジック
自己請求チェックボックスがオンの場合の販売発行の結果チェックボックスがオンになっています。
自己請求チェックボックスがオフになっているか、マニュアルで入力した場合の販売発行の結果

自己請求のデフォルト値は伊賀のセッションのいずれかから設定されます。

  1. 請求条件 (tctrm1145m000)
  2. 販売先取引先 (tccom4510m000)
  3. 品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)

 

関連トピック

通貨

販売スケジュールの金額を表す通貨

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から通貨が取得されます。

為替レートタイプ

通貨為替レートをグループ化する方法。異なる通貨為替レートを複数の請求先取引先および/または取引タイプ (購買、販売など) に割り当てることができます。

レート換算基準

換算レートを決定するための日付を指定する方法

決定した換算レートに基づいて、構成プロセスで外国通貨の総額が自国通貨に換算されます。

指定可能な値

レート換算基準

レート/レート係数

通貨基準の金額を計算するために、別の通貨の金額に掛け算する係数

レート係数

LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。

レート係数

自国通貨と販売スケジュールに使用する通貨間の変換

販売オフィス

スケジュールがメンテナンスされる販売オフィス。すべての会計取引は、この販売オフィスにリンクされている会社に基づいています。

デフォルト値

デフォルトの販売オフィスは次のように取得されます。

  • 販売スケジュールが販売契約から作成された場合は、その販売契約から。
  • 販売スケジュールが販売契約から作成されていない場合は、販売先取引先 (tccom4110s000) セッションで指定された販売先取引先にリンクしている販売オフィスが、デフォルトの販売オフィスです。
  • 販売先取引先に関して指定された販売オフィスがない場合は、販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000) セッションで指定された販売オフィスが、デフォルトの販売オフィスです。
財務部

オーダの課税国で納税申告の責任がある取引の転記先財務会社を決定する部署。財務会社の所在国はオーダの課税国です。財務部は財務会社の会計オフィスです。

管理部署の財務会社がオーダの課税国で税金番号を持つ場合、財務部は管理部署と同一の部署になります。

財務部を使用すると、販売オフィスの財務会社とは別の財務会社で、オーダの財務処理を処理できます。

注意
  • 財務部には、課税国における税 ID が必要です。
  • このフィールドは、税金パラメータ (tctax0100m000) セッションの他の財務会社の税金番号の使用チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。

デフォルト

  • このフィールドのデフォルト値は、販売オフィスから設定されます。
  • このフィールドには、その財務会社の販売スケジュールのデフォルト財務データが取得されます。

関連トピック

税金分類

その取引について、課税設定の例外を定義するために使用できるオーダヘッダおよびオーダラインの属性。請求元および請求先取引先からデフォルトの税金分類が取得されます。

たとえば、税金分類を使用して次のことを示すことができます。

  • 請求元取引先への支払は源泉徴収税および社会献金の対象になります。
  • 自社にとって同一の税的側面を持つ取引先、たとえば、外注先またはエージェントなどをグループ化するには
  • 販売オフィスまたはサービスオフィスの所在地の国以外の国で支払う必要のある税金

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、請求先取引先 (tccom4112s000) セッションの取引先税金分類フィールドから取得されます。

関連トピック

 

再価格設定

販売スケジュールの最新の価格設定データが取得されます。

これにより、次の処理が実行されます。

  • 状況が承認済またはオーダ生成済の販売スケジュールラインに関して、価格の再計算を行います。
  • 状況が作成済または調整済の販売スケジュールラインに関して、価格を決定します。

このコマンドは、次の場合は無効になります。

  • 販売スケジュールヘッダが保留に設定されている
  • 販売スケジュールラインが存在しない
調整と承認

選択した販売スケジュールを直接調整して承認します。

承認のシミュレート

販売スケジュール承認のシミュレートのみが行われ、処理は行われません。販売スケジュール (改訂) のスケジュールラインごとに、計画済倉庫オーダにリンクされている更新がレポートされます。これらの更新はこのセッションのメッセージログタブで確認できます。新規スケジュール用の新規計画済倉庫オーダの作成はレポートされません。

このコマンドの使用により、変更内容を理解して、この販売スケジュール (改訂) にマニュアルで介入したり、この販売スケジュール (改訂) を承認しないで次の (変更済) スケジュール (改訂) を待ったりすることができます。

保留に設定

選択すると、選択した販売スケジュールとその販売スケジュールラインを保留にします。その販売スケジュールラインに関しては、販売スケジュール処理を継続できません。保留に設定できる販売スケジュールは、状況が作成済または調整済のもののみです。販売スケジュールが保留された場合、保留に設定チェックボックスがオンになります。

保留の取消

選択すると、選択した販売スケジュールとその販売スケジュールラインの保留状況を取り消します。その結果、保留に設定チェックボックスがオフになります。

販売発行ライン

発行タイプにより、このコマンドは販売発行ライン (tdsls3508m000) セッションまたは販売発行ライン - 連続出荷スケジュール (tdsls3116m000) セッションを開始します。

スケジュールの復元

選択すると、選択した販売スケジュールの最終改訂に対する最後の承認を取り消します。

販売スケジュール改訂の削除

販売スケジュール改訂の削除 (tdsls3212m000) セッションでの販売スケジュールの古い改訂を削除します。

終了

選択した販売スケジュールを直接終了します。この方法で販売スケジュールを終了できるのは、終了理由を指定した場合のみです。