見積依頼比較回答 (基準セット) (tdpur1511m000)

セッションの目的:  見積依頼基準セットに基づいてランクを付けた回答ラインを表示します。ラインのランクは、各ラインの合計スコアに基づきます。

このセッションは、見積依頼比較回答 (tdpur1600m100) セッションのタブとして表示されます。

注意

このセッションを使用するには、見積依頼 (tdpur1501m000) セッションで見積依頼に基準セットを指定する必要があります。

 

見積依頼

(いくつかの) 製品の納入について、入札者に条件 (価格、値引、納入時間、および支払条件など) の提出を要求するために使用する購買伝票

見積依頼は複数の入札者に送付することができます。入札者は、指定品目の見積依頼回答を提出できます。

回答の記録、交渉、およびさまざまな入札者から提示された価格と値引の比較を行うことができます。

受け入れられた回答は、契約、オーダ、価格帳にコピーできます。

ライン

見積依頼 (RFQ) において、所要数量、納入時刻、納入倉庫などの品目詳細を含むライン

この品目ラインが入札者に送られます。入札者は各品目について個別に回答できるだけでなく、所要品目の代替品目を提案できます。

代替

見積依頼 (RFQ) ラインの連番。優先品目の代替にできる品目が含まれている場合、これは 1 より大きい番号になります。

代替は、購買見積依頼ライン (tdpur1502m000) セッションでマニュアルで指定する必要があります。

このフィールドに指定した連番は、見積依頼ラインの最適な代替順序を示します。つまり、連番 1 は本来の参照品目の代替品目として使用できる最初の優先品目、連番 2 は 2 番目の優先品目、という順序を意味します。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
入札者

回答ラインを送付した入札者

正味価格

すべての輸入仕入原価 (入札者およびサードパーティ) を含む正味価格

通貨

一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

正味入札者価格

回答ラインの入札者の輸入仕入原価を含む正味価格

正味購買価格

回答ラインの正味価格

基準に基づくランク

合計基準スコアに基づく回答ラインのランク番号

スコアが高いほどランクが高くなります。

合計基準スコア

見積依頼基準セットの基準について計算されたすべてのスコアの合計

実際スコア

計算されたスコアが回答ラインの実際であるかどうかを示します。

このフィールドが No に設定されている場合、回答ラインの計算スコアは無効です。見積依頼比較回答 (tdpur1600m100) セッションで、適切なメニューの比較ラインの再計算をクリックします。

正味購買価格スコア

基準タイプ廃止の合計スコア。最安回答の正味購買価格と提案された回答の正味購買価格を使用して計算されます。

正味購買価格加重スコア
正味入札者価格スコア

基準タイプ廃止の合計スコア。最安回答の正味入札者価格と提案された回答の正味入札者価格を使用して計算されます。この価格は入札者の輸入仕入原価を含み、サードパーティの輸入仕入原価を含みません。

正味入札者価格加重スコア
正味価格スコア

基準タイプ廃止の合計スコア。最安回答の正味価格と提案された回答の正味価格を使用して計算されます。この価格はすべての輸入仕入原価 (入札者およびサードパーティ) を含みます。

正味価格加重スコア
販売業者評価スコア

基準タイプ廃止の合計スコア。販売業者評価を使用して計算されます。

販売業者評価加重スコア
数量差異

基準タイプが廃止の見積依頼ラインと回答ラインとの数量差異

差異は次の方法で計算されます。

(見積依頼ライン数量 - 回答ライン数量) × 100
数量スコア

基準タイプ廃止の合計スコア。計算された数量差異の値にリンクされます。

数量加重スコア
納入時間差異

基準タイプが廃止の見積依頼ラインと回答ラインとの納入時間の差異

納入時間の差異は、次の方法で計算されます。

  • 見積依頼の計画入庫日 - 回答の計画入庫日
  • 見積依頼リードタイム - 回答リードタイム
  • (見積依頼開始日 - 回答開始日) + (見積依頼終了日 - 回答終了日)
納入時間スコア

基準タイプ廃止の合計スコア。計算された納入時間差異の値にリンクされます。

納入時間加重スコア

基準タイプが主観的である場合、主観的基準に適用可能な主観値

注意

主観値見積依頼回答 - 主観的基準スコア (tdpur1195m000) セッションの基準にリンクするには、見積依頼回答 (tdpur1506m000) セッションで適切なメニューの主観的基準をクリックします。

主観スコア

主観的基準主観値にリンクされた合計スコア

加重スコア
状況

回答ラインの状況

指定可能な値

見積依頼の状況

 

オーダに変換

見積依頼の変換 (tdpur1202m000) セッションを開始します。このセッションでは、受入済の回答ラインを購買オーダに変換できます。

契約に変換

見積依頼の変換 (tdpur1202m000) セッションを開始します。このセッションでは、受入済の回答ラインを購買契約に変換できます。

価格帳にコピー

見積依頼の変換 (tdpur1202m000) セッションを開始します。このセッションでは、受入済の回答ラインを発注先価格帳に変換できます。

受入済回答のみ

状況が受入済の回答ラインを表示し、比較します。

回答

見積依頼回答 (tdpur1506m000) セッションを開始します。

見積依頼交渉

見積依頼交渉 (tdpur1606m000) セッションを開始します。

受入

回答ラインの状況を受入済に設定します。

拒否

回答ラインの状況を拒否済に設定します。

再オープン

状況が受入済、または拒否済の回答ラインを再オープンします。状況が回答済にリセットされます。