顧客要求日付の処理

販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションで顧客要求済納期の使用パラメータを設定できます。

  • 顧客が商品の納品を要求したオリジナルの日付
  • 顧客に確約しているオリジナルの納期
  • 商品の納入について計算された最終計画納期
  • 現在の計画納期が計算される前に、確約納期が更新される回数

販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションで顧客要求済納期の使用チェックボックスをオンにすると、販売オーダライン (tdsls4101m000) で次のフィールドを表示できます。

  • 初期要求納期

    顧客が最初に要求した計画納期。デフォルト値は顧客要求済納期から取得され、この日付は販売オーダラインが承認されるまで更新されます。

  • 顧客要求済納期

    顧客により現在要求されている計画納期。販売オーダラインを作成すると、この日付は 初期要求納期と同じになります。販売オーダラインが承認された後に顧客が計画納期の更新を要求すると、顧客要求済納期およびその結果として計画納期が更新されます。顧客要求済納期を修正しても、初期要求納期は更新されません。

  • オリジナル確約納期

    最初に顧客に確約された計画納期。販売オーダライン状況が承認済に設定される前にオーダ確約状況合格に設定されている場合、このフィールドのデフォルト値は計画納期から取得されます。

  • 計画納期変更

    販売オーダラインが承認された後に計画納期を更新する回数を示します。

注意
  • これらのフィールドは販売オーダライン構成要素 (tdsls4163m000) セッションにも表示されます。計画納期顧客要求済納期は、関連する構成要素と同期されます。
  • 既存の販売オーダ、販売オーダライン、または販売オーダライン構成要素のコピーが作成されると、顧客要求済納期および計画納期のデフォルト値が既存のオブジェクトから取得されます。販売オーダのコピーを作成する場合、コピーテンプレートを使用して日付のコピー方法を指定できます。
  • 販売オーダラインからバックオーダラインが作成されるとき、顧客要求済納期計画納期、およびオリジナル確約納期のデフォルト値が関連する販売オーダラインから取得されます。計画納期変更フィールドはゼロに設定されます。
  • 販売見積などの販売オブジェクトから販売オーダラインが生成されるとき、顧客要求済納期のデフォルト値は、関連オブジェクトに指定した計画納期から取得されます。