消費の処理
請求対象かどうかを判断して関連する顧客への請求を開始し、管理倉庫の在庫レベルを下げるには、在庫消費を処理する必要があります。処理中に LN では VMI 倉庫に入庫された品目の (補充) オーダまたはスケジュールに消費がリンクされます。
次の処理ができます。
- 消費ライン。在庫消費ライン (tdsls4141m000) セッション内の適切なメニューで、消費ラインの処理を選択
- 品目の消費ライン。在庫消費 (tdsls4140m000) セッションで、適切なメニューの在庫消費の処理を選択
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在庫消費の処理 (tdsls4290m000) セッションの一連の消費。
消費が処理されると、消費にリンクされたオーダおよびスケジュールが在庫消費ライン別オーダ (tdsls4142m000) セッションに表示されます。
処理手順
消費の処理時:
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外注参照を消費ラインで指定する場合、消費は購買オーダ資材供給ライン (tdpur4116m000) セッションの対応する購買資材供給ラインにリンクされます。
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参照、出荷参照、または両方のフィールドが指定されている場合、これらのフィールドの組合せに一致する販売スケジュールが検索され、消費がスケジュールにリンクされます。スケジュールが見つからない場合、メッセージが表示されます。
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梱包票が利用可能な場合、一致する販売スケジュール出荷が検索され、消費がスケジュールにリンクされます。スケジュール出荷が見つからない場合、メッセージが表示されます。
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顧客オーダが利用可能で、一致する販売オーダが見つかった場合、オーダの支払条件を使用して消費がオーダにリンクされます。
- 一致する販売オーダが見つからない場合は、一致する販売スケジュール (ライン) を顧客オーダまたは顧客契約参照を使用して消費にリンクできるかどうかがチェックされます。
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請求必須チェックボックスがオンになっている場合、消費にリンクできる使用払販売オーダラインが検索されます。商品ラインの請求必須チェックボックスがオフの場合、在庫レベルが自動的に引き下げられます。詳細は、次の情報を参照してください:
管理倉庫での在庫レベルの調整
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使用払販売オーダラインが見つからない場合、消費にリンクできる使用払販売スケジュールラインが検索されます。
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使用払販売スケジュールラインが見つからない場合、委託請求販売オーダが作成され、消費数量の請求が処理されます。
詳細は、次の情報を参照してください:
消費の補充オーダ/スケジュールのへリンク
返品の処理
- 消費ラインで返品チェックボックスがオンの場合、請求は必要ありません。
- 見つかった販売オーダが使用払の場合、請求されない請求ラインが作成されます。請求ラインには、返品消費数量が販売オーダ請求ライン (tdsls4106m100) セッションの返品消費数量フィールドに表示されます。
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外注参照に入力済か、返却済品目が梱包品目の場合、消費ラインの処理済チェックボックスがオンになり、他のアクションは実行されません。
- 数量を返却するには、販売返品オーダをマニュアルで作成し、それを関連するオーダ/スケジュールにリンクする必要があります。詳細は、次の情報を参照してください:
販売返品オーダ
管理倉庫での在庫レベルの調整
出庫手順や出荷手順を実行せずに管理倉庫の在庫レベルが自動的に更新されます。在庫の減少を登録するために、販売 (マニュアル) タイプの販売オーダと出荷が作成されます。
この販売オーダと出荷は品目 - 倉庫 - 在庫処理 (whinr1510m000) セッションと在庫消費 (whina1514m000) セッションで表示できます。この販売オーダの所有権は顧客所有です。発生元が使用払の販売オーダ/スケジュール、委託請求オーダ、または外注購買オーダに基づいて、請求と支払が行われるからです。