直送販売オーダ

直送販売オーダを生成して処理するには、次の操作を実行します。

ステップ 1.  納入タイプ

直送販売オーダを作成するには

  • 販売オーダタイプ (tdsls0594m000) セッションで、該当の販売オーダタイプについて購買オーダ生成可能チェックボックスをオンにする必要があります。
  • 販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションまたは販売オーダ計画納入ライン (tdsls4101m100) セッションの納入タイプフィールドが直送である必要があります。 

    これらのセッションでは、次のようにして直送納入タイプを選択できます。

    • オーダ数量が品目 - 販売 (tdisa0501m000) セッションの直送数量フィールドで定義された数量以上の場合、自動的に選択
    • 直送
    • 品目に在庫不足が存在する場合に表示される在庫不足メニュー (tdsls4830s000) セッションから直送オーダの生成を選択
ステップ 2. 購買オーダ勧告の作成

販売オーダラインが承認されて、販売オーダの購買オーダ勧告の生成 (tdsls4240m000) セッションがオーダタイプ (tdsls0694m000) セッションのオーダタイプに活動としてリンクされると、販売オーダの購買オーダ勧告の生成 (tdsls4240m000) セッションの販売オーダラインに購買オーダ勧告が生成されます。

このステップは、販売オーダの購買オーダ勧告の生成 (tdsls4240m000) セッションではなく購買オーダの生成 (tdsls4241m000) セッションがオーダタイプに活動としてリンクされている場合には該当しません。

ステップ 3. 直送購買オーダの作成

購買オーダは、直送販売オーダに生成する必要があります。購買オーダの生成方法は、販売オーダラインに購買オーダ勧告がすでに存在しているかどうかによって決まります。

  • 購買オーダ勧告がない
    購買オーダの生成 (tdsls4241m000) セッションで、直送販売オーダに購買オーダを生成できます。直送チェックボックスをオンにして、直送グループボックスのフィールドを指定します。
  • 購買オーダ勧告が存在する
    生成済の購買オーダ勧告を LN によって自動的に購買オーダに変換したい場合は、販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションの購買勧告を購買オーダに自動変換チェックボックスをオンにする必要があります。このチェックボックスがオフの場合、 購買オーダ勧告確認 (whina3211m000) セッションおよび購買オーダ勧告転送 (whina3212m000) セッションで、購買オーダ勧告の確認と購買オーダへの転送をマニュアルで行う必要があります。

購買オーダパラメータ (tdpur0100m400) セッションの次のフィールドを使用して、直送購買オーダが生成されます。

直送のオーダシリーズ 直送のオーダシリーズ
直送のオーダタイプ 直送のオーダタイプ

 

購買オーダが生成されると、販売オーダラインモニタ (tdsls4510m100) セッションの元の販売オーダラインの状況が 「直送待ち」 になります。

ステップ 4. 直送オーダの受領

事前出荷通知を使用している場合、出荷通知 (whinh3100m000) セッションで直送ラインの入庫をクリックした時点で、直送販売オーダ用に購買された品目の入庫が購買入庫 (tdpur4106m000) セッションに挿入されます。事前出荷通知を使用していない場合は、直送販売オーダに対応する入庫を購買入庫 (tdpur4106m000) セッションでマニュアル指定する必要があります。

ロットとシリアルを登録する必要がある場合、ロットとシリアルの設定が完了する前に、購買入庫 (tdpur4106m000) セッションで入庫を確認することはできません。

ステップ 5. 納入に関する情報を販売に通知

納入情報を含む販売/サービスオーダの更新 (tdpur4222m000) セッションを実行して、最終入庫のために品目、数量、ロット、およびシリアルの情報を販売に通知します。

購買入庫 (tdpur4106m000) セッションで登録される購買オーダ入庫ラインごとに、販売オーダライン (tdsls4101m900) セッションおよび販売オーダ実際納入ライン (tdsls4106m000) セッションで販売オーダ納入ラインが作成されます。

ステップ 6. 販売先取引先への販売請求書の送付

入庫が調達に記帳され、納入情報を含む販売/サービスオーダの更新 (tdpur4222m000) セッションで販売に送信された後に、販売オーダ/スケジュールの請求への発行 (tdsls4247m000) セッションで請求用の販売オーダデータを発行できます。

ステップ 7. 直送オーダの処理

購買オーダは納入済購買オーダの処理 (tdpur4223m000) セッションで処理し、販売オーダは納入済販売オーダの処理 (tdsls4223m000) セッションで処理します。

直送販売オーダと関連するオーダ
  • 返品オーダ

    直送販売オーダの入庫した品目を返品する場合、販売オーダ (tdsls4100m900) セッションで直送販売返品オーダをマニュアル入力する必要があります。

    直送購買返品オーダは、購買オーダパラメータ (tdpur0100m400) セッションのサービス直送の返品オーダタイプフィールドに基づいて生成できます。次に、購買オーダタイプの通常の手順が適用されます。

  • 輸送オーダ

    輸送を使用して直送を管理および計画する場合、直送輸送オーダを生成できます。詳細は、次の情報を参照してください: 直送販売オーダについての輸送オーダの生成

  • バックオーダ

    納入が販売に送信された後にオーダよりも入庫が少ない場合、購買オーダパラメータ (tdpur0100m400) セッションのバックオーダを自動確認チェックボックスの設定とは関係なく、調達で確認済バックオーダが生成されます。

    最初に販売でバックオーダをマニュアルで確認する必要があるかどうかは、販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションのバックオーダを自動確認チェックボックスの設定により異なります。

    注意

    • 販売では、入庫が実行されるまでバックオーダ数量を変更できます。
    • 直送バックオーダの輸送オーダを生成することもできます。
    • 調達では、直送バックオーダを取り消すことはできません。
    • 調達では、直送バックオーダを削除することのみできます。ただし、この削除は販売に送信されません。
注意

Infor LN で DEM Content Pack を使用する場合は、MPL0050 (販売オーダに購買オーダを生成) ウィザードを使用して直送の設定を指定することを検討してください。会社の業務機能モデルを指定した後、プロジェクトモデル別ウィザード (tgwzr4502m000) セッションでこの事前定義ウィザードを実行できます。