製品カタログ
製品カタログをグループ品目に指定し、論理製品分類に入れます。カタログは階層構造にして、最下位レベルに販売または購買できる品目を含めることができます。
販売オーダ、販売見積、および購買要求の入力時にカタログを使用して品目を探すことができます。検索は、ユーザ定義の構造に基づいて、分類別、品目記述別、または製造元情報別に実行できます。分類別または品目記述別に検索を実行すると、製品カタログがレベルごとに検索されます。カタログの最下位レベルでは、品目固有の情報、価格設定、利用性を表示できます。有効性と有効期限を指定して、カタログの使用を特定の期間に制限できます。
製品カタログは、販売処理および購買処理について指定できます。一般的な使用目的に作成できるほか、特定の販売先取引先向けにも作成できます。
次の品目は製品カタログに含めることができません。
- リスト品目 (キットを除く)
- 一般品目と製品バリアント
- 外注品目
- 設備品目
製品カタログの指定
製品カタログを作成するには、次の操作を実行します。
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分類 (tdpct0501m000) セッションで新しい分類を指定し、その分類のカタログチェックボックスをオンにします。これが、最上位の分類レベルになります。
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分類 (tdpct0501m000) セッションで、カタログに含める小分類を指定します。これらは、カタログチェックボックスがオフの分類です。品目を直接カタログにリンクする場合は、このステップをスキップできます。
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分類 (tdpct0101s000) セッションの一般/特定識別名フィールドでカタログを特定に定義する場合、分類 - 取引先/従業員リンクデータ (tdpct0103m000) セッションでカタログを販売先取引先にリンクする必要があります。
- 小分類または品目をカタログで定義されている分類にリンクすることで、製品カタログを階層状に構成します。このためには、関連するカタログを選択して、分類 (tdpct0501m000) セッションの適切なメニューにある分類構造をクリックします。これにより、分類構造 (tdpct0502m000) セッションが開始されるため、小分類/品目をリンクできます。
- 小分類をカタログにリンクする場合、品目も小分類にリンクする必要があります。このためには、関連するカタログを選択して、分類 (tdpct0501m000) セッションの適切なメニューにある分類構造をクリックします。これにより、分類構造 (tdpct0502m000) セッションが開始されるため、品目をリンクできます。
- カタログとして定義されている分類に基づいてカタログを生成します。このためには、関連するカタログを選択して、分類 (tdpct0501m000) セッションの適切なメニューにある製品カタログの作成をクリックします。これにより、製品カタログの作成 (tdpct0204m000) セッションが開始されるため、カタログを保存チェックボックスをオンにしてカタログを作成します。
注意
- 作成されたカタログは、カタログ (tdpct0510m000) セッションで表示できます。
- 生成したカタログ構造をツリー構造にするには、カタログ (tdpct0510m000) セッションの適切なメニューにあるツリー構造を選択するか、分類構造 (tdpct0502m000) セッションの適切なメニューにあるツリー構造を選択します。
- 次の場所に製品カタログを挿入できます。
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販売オーダ (tdsls4100m900) セッションの販売オーダ
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販売見積 (tdsls1600m000) セッションの販売見積
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購買要求 (tdpur2600m000) セッションの購買要求
分類構造のコピー
分類構造のコピー (tdpct0201m000) セッションで分類構造をコピーできます。
ある分類構造を別の分類構造にコピーする場合、分類構造のコピー (tdpct0201m000) セッションのフィールドには次のルールが適用されます。
コピータイプ | コピー元とコピー先の値 | フィールド |
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新規構造の作成
| 不一致不可 | 一般/特定識別名 |
構造の追加
| 不一致可 | 一般/特定識別名 |
構造の置換
| 不一致可 | 一般/特定識別名 |
注意
分類構造のコピー (tdpct0201m000) セッションで、コピータイプフィールドが構造の追加、ソースフィールドが一般、ターゲットフィールドが特定の場合、分類 - 取引先/従業員リンクデータ (tdpct0103m000) セッションで指定されているリンクはコピーされません。