請求ラインの状況

  • フリー

    作成された請求ラインを更新できます。請求ラインの状況がフリーの場合、請求数量は常に納入数量と同じ値になります。

    フリーの請求ラインは削除できます。

  • 承認済

    請求ラインは承認済です。承認後に請求ラインを更新することはできません。

    請求ラインを承認するとき、次の処理が実行されます。

    • 会計取引の作成
    • 売上原価の更新
    • (該当する場合) 販売返品オーダの作成
    • (該当する場合) 新しい販売請求ラインの生成
    • 販売オーダラインの履歴の作成
  • 発行済

    請求ラインは請求に発行されます。

    請求ラインが請求に発行されるとき、未決済残高が調整されます。

  • 請求済

    請求ラインは請求に転記されます。この結果、請求関連のフィールドが調整されます。

  • 処理済

    納入済販売オーダの処理 (tdsls4223m000) セッションによる納入済販売オーダの処理の結果として、請求ラインが処理されています。

    納入済販売オーダの処理を実行できるのは、納入数量から不合格数量を減算した値が請求数量と一致し、この納入数量がすべて請求済の場合のみです。販売オーダのすべての請求ラインは状況が請求済である必要があり、請求数量に不合格数量を加算した値は納入数量と同一でなければなりません。

    請求ラインを処理するときに、次の処理が実行されます。

    • 販売オーダ実際納入ライン履歴への取引高レコードの挿入
    • 契約データの更新

    処理済の請求ラインは、販売オーダのアーカイブおよび削除 (tdsls4224m000) セッションで削除できます。