「サイト別ジョブショップ」 の有効化 - 改訂への順序の変換

品目 - 工順 (tirou1101m000) セッションからジョブショップ工順 (tirou4100m000) および標準ジョブショップ工順 (tirou4100m100) セッションに工順をコピーするには、工順作業の順序を工順改訂に変換する必要があります。

「サイト別ジョブショップ」 機能を実装する前は、工順作業のバージョンが 1 つ以上あります。バージョンは連番および発効日で表されています。このため、各作業の順序が 1 つ以上あり、順序ごとに発効日が指定されています。たとえば、作業 10 の順序が 3 つあり、それぞれの順序に作業 20 とは異なる発効日が指定されている場合があります。

「サイト別ジョブショップ」 機能が有効化されると、新規の 「ジョブショップ」 工順が使用されます。「ジョブショップ工順」 では、バージョンは作業順序ではなく、工順ヘッダの改訂として定義されます。

工順改訂の作成

ジョブショップ工順の生成 (tirou4200m100) および製造およびジョブショップ部品表の生成 (tibom3200m400) セッションでは、次に示すオプションを使用して作業順序を改訂に変換できます。

最小

作成開始フィールドに指定された日付以降の作業順序から 1 つの改訂が作成されます。作業ごとに、現在の日付で有効な順序が、新規の改訂に作業として追加されます。作成開始フィールドに指定された日付が、新規の改訂と新規作業の発効日になります。

注意

現在の日付で有効ではない順序は変換されません。

たとえば、古い工順または部品表に作業 10 と 20 が存在するとします。作業 10 の順序には 10/1、10/2、10/3 があります。順序 10/2 が現在の日付で有効です。作業 20 の順序には 20/1、20/2、20/3、20/4 があります。順序 20/1 が現在の日付で有効です。

結果として、改訂 001 が作業 10 および 20 とともに作成されます。作業 10 は順序 10/2 から作成され、作業 20 は順序 20/1 から作成されます。他の順序は変換されません。

拡張

作業順序から複数の改訂を作成できます。

作業順序に存在する発効日と有効期限ごとに 1 つの改訂が作成されます。この発効日と有効期限は作成開始フィールドに指定された日付よりも後の日付になります。例外として、1 日しか違わない発効日または有効期限は 1 つの改訂に変換されます。

作成開始フィールドに指定された日付が、最初の新規改訂と新規作業の発効日になります。

注意

作成開始フィールドに指定された日付より後で有効ではない順序は変換されません。

改訂に有効期限がありません。改訂は次の改訂が有効になるまで有効です。

有効化および承認チェックボックスがジョブショップ工順の生成 (tirou4200m100) セッションまたは製造およびジョブショップ部品表の生成 (tibom3200m400) セッションでオンの場合、新たに作成された改訂は承認済状況になります。ただし、発効日が将来の日付である改訂は除外されます。発効日が将来の日付である改訂は新規状況、つまり修正可能な状態になります。