マルチサイト向けに企業単位別標準原価の有効化状況を無効から有効に変更するには、以下の手順を実行します。 ステップ 1.
計算オフィス設定
ステップ 2.
準備中
マルチサイトコンセプトの有効化 (tcemm4600m000) ワークベンチセッションの企業単位別標準原価タブで準備中をクリックします。これにより、状況が無効から準備中に変わります。 ステップ 3.
中間品目原価計算データの生成
企業単位別原価計算 - 移行テーブルの生成 (ticpr0220m000) セッションで、特定の品目または一連の品目に関して企業単位を含む品目原価計算 (デフォルト) データを生成します。原価計算データは品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) セッションで指定された倉庫に基づいて生成されます。また、企業単位も倉庫から取得されます。 企業単位別原価計算 - 移行テーブルの生成 (ticpr0220m000) セッションを実行すると、一時的な品目原価計算データが企業単位別標準原価 - 変換データ (ticpr0120m000) セッション内に生成されます。特定の品目に関して品目原価計算データの複数のレコードを企業単位別に生成できます。 ステップ 4.
中間品目原価計算データのメンテナンス
企業単位別標準原価 - 変換データ (ticpr0120m000) セッション内に生成された一時的な品目原価計算 (デフォルト) データを表示して変更します。このセッションで一時的な品目原価計算データを指定することもできます。 ステップ 5.
品目原価計算データの更新
企業単位別原価計算 - アップグレード (ticpr0220m100) セッションで、特定の品目または一連の品目に関して原価計算 (デフォルト) データを会社レベルから企業単位レベルにアップグレードします。不使用の品目はスキップできます。 企業単位別原価計算 - アップグレード (ticpr0220m100) セッションを実行すると、品目 - 原価計算 (ticpr0107m000) または品目 - 原価計算デフォルト (ticpr0108m000) セッションで一時的な企業単位別品目原価計算データが実際の企業単位別品目原価計算データにアップグレードされます。 注意:
ステップ 6.
企業単位別標準原価の計算
標準原価の計算 (ticpr2210m000) セッションで、アップグレード済の品目に関して企業単位別標準原価を算出します。 品目 - 原価計算 (ticpr0107m000)、品目標準原価 (ticpr3601m000)、品目 - 標準原価 (ticpr3500m000) などの関連セッションで、品目と企業単位に関して算出された標準原価を表示することができます。 ステップ 7. 一時的な原価計算データの削除 企業単位別標準原価 - 変換データ (ticpr0120m000) セッションから一時的な原価計算データを削除するには、企業単位別原価計算 - 移行テーブルの削除 (ticpr0220m200) セッションを使用します。 注意:削除を行う前に、アップグレード対象の品目がまだ存在するかどうかを確認してください。この場合は、品目 (tcibd0501m000) セッションと品目デフォルト (tcibd0102m000) セッション内の標準原価のレベルフィールドの値 (会社または企業単位) を確認します。
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