信用状にリンクされた伝票のコンプライアンスチェック販売オーダ手順、契約成果物手順、および購買オーダ手順の実行時に、関連する伝票に変更を加えることができます。伝票に加えられた変更とリンク済の信用状 (L/C) の必要条件との間に不整合がないかを確認するために、LN では、伝票コンプライアンスチェックが実行されます。 販売オーダ手順、契約成果物手順、および購買オーダ手順の以下のステップの実行時に、LN で伝票コンプライアンスチェックが実行されます。
このチェック結果は、伝票のコンプライアンスチェック結果 (tcgtc1510m000) セッションだけでなく、該当する信用状セッションの従属セッションのチェック結果タブにも表示されます。 また、以下のセッションには、出荷、出荷ライン、および契約成果物に関する伝票コンプライアンス状況も表示されます。
コンプライアンスチェックで不合格になると、チェックの実行対象となった購買オーダラインと販売オーダラインがブロックされます。契約成果物の場合は、出庫オーダラインが削除され、状況がフリーに設定されます。 ブロックされた販売オーダラインと購買オーダラインは、ブロック販売オーダ (ライン) (tdsls4520m000) セッションと購買オーダ (ライン) ブロック (tdpur4120m000) セッションに表示されます。
注意
伝票コンプライアンスチェックで不合格になった結果として発生したブロックは、ブロック販売オーダ (ライン) (tdsls4520m000) セッションと購買オーダ (ライン) ブロック (tdpur4120m000) セッションで解決できません。 コンプライアンス不合格の解決 コンプライアンスチェックで不合格になった場合は、以下の操作を実行できます。
コンプライアンス不合格を解決すると、ブロック販売オーダ (ライン) (tdsls4520m000) セッションと購買オーダ (ライン) ブロック (tdpur4120m000) セッションで販売オーダラインと購買オーダラインがブロック解除されます。
例
信用状 (L/C) にリンクされている販売オーダにオーダラインを追加すると、LN でそのオーダラインが信用状 (L/C) にリンクされます。これに伴って信用状の限度額を超えた場合は、以下の結果が生じます。
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