関係会社間取引シナリオの経費

関係会社間取引シナリオ 経費は、経費を支出した従業員が属する部署がその従業員の代わりに部署に内部請求する関係会社間取引の金額を決定するために使用します。

経費は以下のセッションで記帳されます。

経費の内部金額を決定するために、以下の価格発生元を使用できます。

サポートする価格発生元

  • 原価加算
  • 商業価格
  • ゼロ価格
原価加算

原価加算金額は、一般経費 (bptmm1111m300) セッションまたはプロジェクト経費 (bptmm1111m100) セッションの経費フィールドに指定した金額に基づきます。この金額に割合を追加できます。

商業価格

一般経費の場合、商業価格は、一般経費 (bptmm1111m300) セッションの一般経費フィールドで従業員について指定された経費コードの関係会社間価格で決まります。一般経費の関係会社間価格は、一般経費タイプ (bpmdm0155m000) セッションの関係会社間価格フィールドに指定します。

プロジェクト経費を記帳するために、各種の経費が使用できます。これらは原価タイプ別に分けられています。経費の各タイプについて、商業価格を決定する関係会社間価格または関係会社間レートを指定できます。

原価タイプ 経費タイプ関係会社間価格またはレートセッションでの定義内容
労務費
タスク 関係会社間レート タスク (tppdm0615m000)
プロジェクトタスク 関係会社間原価額 プロジェクトタスク (tppdm6615m000)
雑費
雑費 関係会社間価格 雑費 (tppdm0114s000)
雑費 関係会社間価格 プロジェクト雑費 (tppdm6114s000)

 

ゼロ価格

労務または資材の付加費用など、原価は別の請求書ラインの一部であると見なされるため、値 0 (ゼロ) は内部請求で使用されます。

従業員はコストと相殺する経費を記帳できますが、この経費が、これらのコストを負担した従業員の代わりに部署に内部請求されることはありません。