有効化コードの同一構成

企業計画のオーダ計画エンジンが 1 つの製造オーダ内で 2 つの異なる有効化コードを計画するのは、主品目に関する品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000) 詳細セッションのロット価格チェックボックスが 「オフ」 の場合、および複数の有効化コードの構成が同一である場合のみです。構成が同じということは、それらの有効化コードについて有効な資材および作業が同じということを意味します。

品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000) 詳細セッションのロット価格チェックボックスが 「オン」 の場合は、複数の有効化コードの構成が同一であっても、オーダ計画エンジンが 1 つの製造オーダ内で異なる 2 つの有効化コードを計画することはありません。ロット管理されている品目についてのロット価格チェックボックスがオンの場合、その品目の原価はロット別に追跡されます。LN では、すべての有効化コードに一意のロット番号が割り当てられます。ロットごとに原価が異なる場合があるので、1 つの製造オーダ内で複数の有効化コードを結合すると、誤ったロット価格が算出される可能性があります。

注意

同一の構成であっても、発注先データおよび外注方法が異なる場合があります。これは、製造オーダに影響を与えないためです。

品目 RADAR に対する 2 つの販売オーダがあります (RADAR のロット価格チェックボックスはオフになっています)。

  • 最新モデル (有効化コード 75) に対する販売オーダ
  • 通常モデル (有効化コード 10) に対する販売オーダ

品目 RADAR の部品表ラインおよび工順作業に関して、多数の例外が定義されています。これらの例外では、資材 Q-DEVICE が最新モデルについて有効であり、通常モデルについて無効であるように定義されています。したがって、構成が同一ではないので、これらの 2 つの販売オーダを 1 つの製造オーダ内で結合することはできません。

CRT DEVICE は RADAR の製造構成要素です。CRT DEVICE のロット価格チェックボックスはオフになっています。CRT DEVICE が有効化コード 75 (最新モデル) および有効化コード 10 (通常モデル) に含まれるように、例外が定義されています。有効化コード 75 および 10 の CRT DEVICE は同一です。したがって、両方の販売オーダに関する CRT DEVICE の製造を 1 つの製造オーダに結合することができます。CRT DEVICE のロット価格チェックボックスがオンの場合は、両方の販売オーダに対する CRT DEVICE の製造を 1 つの製造オーダ内で結合できないことに注意してください。

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