オーダ検査 (qmptc1120m000)

セッションの目的:  オーダを発生元別に表示します。

詳細セッションでは、発生元別にオーダをメンテナンスすることができます。

  • QM推奨のみフィールドと検査のブロック方法フィールドに入力した値は、発生元オーダにリンクされます。
  • 推奨承認数量 (承認数量) フィールドおよび推奨不合格数量 (不合格数量) フィールドに表示される推奨数量は、検査オーダの処理が完了した後に保存されます。
  • 検査オーダがクローズしている場合、実際の数量が格納されます。
注意

検査オーダ (qmptc1100m000) セッションを使用して、特定のオーダの検査オーダをメンテナンスします。

注意

[参照] メニューの不適合資材レポートオプションを使用して、選択された検査オーダデータの NCMR 関連データを表示できます。

検査オーダの特定の品目、シリアル、またはロットの組合せに関連するトランザクションイベント、オーダ検査、不適合レポートを倉庫管理の品目、ロットおよびシリアル処理 (whltc3510m000) セッションで参照できます。

関連トピック

 

発生元

検査オーダが関係する統合モジュールまたは統合パッケージ

発生元オーダ

検査の発生元のオーダ番号

発生元オーダ連番

検査オーダの連番で、この連番を基準に複数のサンプルについて特徴がテストされます。

発生元オーダライン

検査オーダのリンク先のオーダの位置番号。これは、販売オーダラインまたは購買オーダラインの位置番号であるか、部品表内の位置番号です。

作業

品目を製造するために連続的に実行される工順の一連のステップの 1 つ

次のデータは、工順作業時に収集されます。

  • タスク。切断など
  • タスクを実行するために使用される機械 (オプション)。切断機など
  • タスクが実行される箇所 (ワークセンタ)。木工作業など
  • タスクの実行に必要な従業員数

このデータはオーダリードタイムの計算や製造オーダの計画、標準原価計算に使用されます。

品質検査は、この作業の最中または作業後に行う必要があります。

検査

特定の検査オーダに対して生成された検査オーダラインのリストが表示されます。これらのラインは、品質 ID にリンクされている各テストグループを対象として保持されている特徴に対応します。

検査連番

実行される検査の順序が表示されます。

サイト

検査オーダがリンクされるサイト

注意

この値のデフォルト値は、指定された発生元オーダから取得されます。

不合格理由

不合格理由のコード。購買、製造、移動、販売された製品の不合格理由。

注意

LN で、検査オーダの処理中に理由コードにデフォルト値が設定されるのは以下の場合のみです。

  • 検査のブロック方法が [ブロック] に設定されています。
  • 不合格数量が指定されています。
  • 理由コードが指定されていません。
注意

検査オーダの状況が処理済に設定された後、理由コードを変更することはできません。

記述

コードの記述または名称

作成日

オーダ検査が作成された日付

有効化日

オーダ検査が [有効化] になるように設定された日付

クローズ日

オーダ検査が [クローズ] になるように設定された日付

取消日付

オーダ検査が [取消] になるように設定された日付

計画開始日

検査オーダで指定した最初の計画開始日

注意

検査オーダラインで指定した最初の計画開始日がオーダ検査の計画開始日と見なされます。

計画完了日

検査オーダで指定した最後の計画完了日

注意

検査オーダラインで指定した最後の計画完了日がオーダ検査の計画完了日と見なされます。

ロジスティックデータ
取引先

取引先の固有コード

記述

コードの記述または名称

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
注意

工具タイプの品目は指定できません。

記述

コードの記述または名称

設計品目改訂

設計品目 (E 品目) または改訂管理品目のバージョンまたは改訂バージョン。設計品目の複数の改訂が存在する可能性があります。

注意

注意: 指定した設計品目改訂のサンプリングルールとテストの組合せを定義できます。

記述

コードの記述または名称

有効化コード

識別のために完成品にリンクされ、標準完成品からの偏差を表す可能性があるコード。有効化コードを製造品目と購買品目にリンクできます。

注意

指定された有効化コードのサンプリングルールとテストの組合せを定義できます。

関連トピック

記述

コードの記述または名称

倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

記述

識別子として機能する倉庫 ID が表示されます。

保管場所

テストが行われるテスト範囲内の保管場所

オーダ数量

オーダされている数量が表示されます。

オーダ単位

オーダ数量を表す単位

在庫日付

保管時に品目に割り当てられる日付。在庫日付を使用すると、大規模なロット管理を実施しなくても FIFO (先入れ先出し) または LIFO (後入れ先出し) に基づいて品目を取り出すことができます。

在庫日付は、後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位、または品目の製品有効期限に使用されます。

後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位では、在庫日付のデフォルトはシステム日付です。しかし、この日付は上書きできるので、在庫日付は保管日付と同じである必要はありません。品目に特定の保存期間がある場合、在庫日付は品目について定義された製品有効期限です。

承認数量
推奨承認数量

品質で推奨される承認数量 (棚卸単位で表示)。テストに合格するすべてのサンプル数量の合計です。

実際承認数量

オーダ単位で表される、実際の承認数量。検査オーダがクローズされるまでは、実際の数量を調整することが可能です。

不合格数量
推奨不合格数量

LN で推奨される数量

実際不合格数量

オーダ単位で表される、実際の不合格数量。検査オーダがクローズされるまでは、実際の数量を調整することが可能です。

破壊数量
推奨破壊数量

破壊試験中に破壊される合計数量 (オーダ単位で表されます)。破壊数量は、破壊試験でテストされる検査オーダのサンプルサイズと同じです。

破壊数量は、合格数量または不合格数量に影響しません。テストに基づいて破壊された数量だけが算出されます。

一般
QM推奨のみ

このフィールドは検査結果で何を行うことができるかを示す場合に使用されます。

指定可能な値

  • このチェックボックスがオンの場合、検査結果は推奨です。これらの結果を上書きすることができます。
  • このチェックボックスがオフの場合、検査結果は必須です。これらの結果は上書きできません。この場合、破壊試験を使用することはできません。
注意

このフィールドは、品質管理パラメータ (qmptc0100m000) セッションの QM推奨のみフィールドの値より優先されます。

検査のブロック方法

製造、購買、または販売の方法に関連し、検査の停止または管理を行います。

完了日

すべての検査オーダラインが完了する日付

注意

完了日は、オーダ検査の完了/処理 (qmptc1202m000) セッションで自動的に更新されます。マニュアルで入力することはできません。

処理日

検査オーダラインが処理される日付

 

オーダ検査の完了/処理

検査オーダを完了することができるオプションが表示されます。

処理

検査オーダを処理することができるオプションが表示されます。

オーダ検査のクローズ

検査オーダをチェックおよびクローズすることができるオプションが表示されます。

オーダ検査の削除

検査オーダを削除することができるオプションが表示されます。

検査オーダ

各発生元に対して生成された検査オーダが表示されます。これらのオーダは、「品質組合せ」 で使用される 「品質 ID」 にリンクされているテストグループの数と一致します。

発生元オーダ

検査の発生元のオーダ番号