製品コンフィギュレータのバージョン

製品構成 (PCF) モジュールは柔軟性に優れており、非常に複雑な構造も設定することができます。ただし、構造が複雑になるほど、システムパフォーマンスが低下します。

製品コンフィギュレータのバージョンを指定するには、製品構成パラメータ (tipcf0100m000) セッションを使用します。製品コンフィギュレータのバージョンフィールドでオブジェクトバージョンを選択すると、システムパフォーマンスが大幅に改善されます。

オブジェクトバージョンは操作的な状況で使用できます。ランタイム時、制約は製品コンフィギュレータによってオブジェクトとして直接実行されます。このため、何度も制約を読み込んで解釈する必要やコンパイルする必要がありません。インタプリタバージョンと比較すると、オブジェクトバージョンは制約が複雑な場合ほど、パフォーマンスが大幅に改善されます。オブジェクトバージョンを使用する前に、構成可能品目別制約のコンパイル (tipcf2201m000) セッションですべての制約をコンパイルする必要があります。この処理を実行するには、Enterprise Server のコンパイラ 'bic6.2' が必要です。

パフォーマンスについての注意
  • CPU への影響: Yes
  • データベース拡張への影響: 適用なし

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