COM および IBD パラメータ

次のパラメータは、システムパフォーマンスの面で重要となります。

  • COM パラメータ (tccom5000m000) セッションの距離テーブルの使用

    納期の判断で距離テーブルを使用しない場合は、パフォーマンスを改善するために距離テーブルの使用フィールドでなしを選択します。

  • 品目基準データパラメータ (tcibd9199m000) セッションの品目コード内のプロジェクトコードのチェック

    LN では、プロジェクトセグメントと品目セグメントで品目コードを構成できます。品目に関して PCS や TP プロジェクトが存在しない場合、つまり品目がカスタマイズされていない場合 (PCS) や引き当てられていない場合 (TP)、品目コードのプロジェクトセグメントは空になります。LN で認識される品目コードは 9 つのスペースで構成されており、その後の品目セグメントに名前が続きます。

    ただし、外部アプリケーションは通常、プロジェクトセグメントと品目セグメントで構成される品目コードも、9 つのスペースの後に続く品目コードも認識しません。このため、LN から外部アプリケーションに転送された品目コードのプロジェクトセグメントは、外部アプリケーションでセグメントとして認識されず、品目名の一部として扱われます。

    外部アプリケーションと競合する品目コードが LN で定義されないようにするには、品目コード内のプロジェクトコードのチェックチェックボックスをオンにします。

    このチェックボックスがオンの場合、新しい品目コードまたはプロジェクトコードを追加すると、LN で次のチェックが実行されます。

    • 品目 (tcibd0501m000) 詳細セッションで品目を定義する場合は、品目の名前の先頭 9 文字を LN の既存のプロジェクトコードとは異なる文字にする必要がある。
    • 一般プロジェクト (tcmcs0552m000) 詳細セッションでプロジェクトコードを定義する場合は、コードの最初の文字を LN の既存の品目コードの最初の文字とは異なる文字にする必要がある。

    このチェックボックスをオンにすると、ソフトウェアのパフォーマンスが大幅に低下します。オフにすると、プロジェクトコードが品目コードの一部である品目の出力 (tcibd0401m100) セッションを使用して、既存の品目コードまたはプロジェクトコードの範囲が外部アプリケーションと競合するかどうかをチェックできます。

パフォーマンスについての注意
  • CPU への影響: Yes
  • データベース拡張への影響: 適用なし