文書 (dmdoc1510m000)

セッションの目的:  文書詳細のメンテナンスを行います。情報は、文書に添付されそこからアクセスされるファイルまたはハードコピーに保存されます。文書にファイルやハードコピーが添付されておらず、他の文書のグループ化に使用される場合は、その文書は純粋に論理的なエンティティです。

文書機能のほとんどは、文書改訂に関連するものです。新規文書の場合、状況は 「初回改訂」 に設定されます。

 

文書

文書識別コード

注意

オブジェクトマスクが構成されていれば、文書識別コードは自動的に生成されます。オブジェクトマスクが構成されていない場合は、マニュアルで文書識別コードを入力できます。

タイプ

文書タイプ。文書タイプ (dmdoc2510m000) セッションから適切な文書タイプを選択します。

注意

さまざまな文書タイプが同一の文書 ID を有する場合があります。

注意

文書 ID は、オブジェクトマスクセッション (dmcom0522m000) セッションですでに定義済であれば、文書タイプにもとづいて生成されます。

記述

コードの記述または名称

タイトル

文書のタイトル

担当役割

役割は、文書の所有者を表します。役割は、設計者、エンジニア、管理者、プログラマ、グローバルなど、さまざまに分類されます。役割によって、ユーザが文書に対して実行できるアクションが決まります。適切な役割を、役割 (tcppl0160m000) セッションから選択します。

作成者

文書の作成元/ソースがここに表示されます。例: 内部、外部、従業員名などです。

検索キー I

文書検索基準

検索キー II

文書検索基準

タイプ

文書のタイプ

記述

コードの記述または名称

文書

文書 ID。この値は、マスクによって生成されるか、マニュアルで入力できます。

ライブラリ

文書が保存されるライブラリの ID。適切なライブラリを、ライブラリ (dmsys0540m000) セッションから選択します。

即時承認処理

このチェックボックスがオンの場合、クイック承認プロセスが有効になります。

注意

文書を簡易文書、つまりリリース前に送出して承認を受ける必要のない文書として割り当てるには、クイック承認プロセスチェックボックスをオンにします。クイック承認プロセスでは、文書は 「設計中」 状況から直接リリース可能です。

担当役割

役割は、文書の所有者を表します。役割は、設計者、エンジニア、管理者、プログラマ、グローバルなど、さまざまに分類されます。役割によって、ユーザが文書に対して実行できるアクションが決まります。適切な役割を、役割 (tcppl0160m000) セッションから選択します。

作成者

文書の作成元/ソースがここに表示されます。例: 内部、外部、従業員名などです。

担当グループ

文書に関連付けられた担当グループの ID。このフィールドを使用できるのは、標準の文書改訂ライフサイクルに対してのみです。クイック承認チェックボックスをオンにした場合は、担当グループは利用できません。

記述

コードの記述または名称

固定レビュー担当者連番

このチェックボックスがオンの場合、 レビュー担当者の順序を固定が有効になります。

排他的改訂

このチェックボックスがオンの場合、文書を改訂できるのは作成者のみとなります。この情報は、共通 ODM パラメータセッション (dmsys0100m000) でメンテナンスします。

重要

このチェックボックスがオンの場合、文書が複数回改定可能になります。このチェックボックスがオフの場合、文書は 1 回だけ改定可能です。

記述

コードの記述または名称

文書改訂

現在の文書の改訂番号

設計中

「設計中」 状況にある改訂の数

提出済

「送出済」 状況にある改訂の数

承認済

「承認済」 状況にある改訂の数

発行済

「リリース済」 状況にある改訂の数

不合格

「不合格」 状況にある改訂の数

取下げ済

「取下げ済」 状況にある改訂の数

期限切れ

「期限切れ」 状況にある改訂の数

レビュー担当者

文書改訂に関連付けられたレビュー担当者の ID。このフィールドは、ユーザがこのセッションを変更担当グループ別レビュー担当者 (dmcom0126m000) セッションの特定メニュー (文書 -> レビュー担当者による) から開始した場合に表示されます。

担当グループ

文書改訂に関連付けられた担当グループの記述

固定レビュー担当者連番

このチェックボックスがオンの場合、 レビュー担当者の順序を固定が有効になります。固定レビュー担当者チェックボックスをオンにしている場合は、担当グループのメンバーによる推奨を、レビュー担当者リスト (dmdoc2530m000) セッションで定義された順序で実行する必要があります。

排他的改訂

このチェックボックスがオンの場合、この文書は並行開発の対象外になります。デフォルトでは、このフィールドのオン/オフは共通 ODM パラメータ (dmsys0100m000) セッションでメンテナンスします。

注意

並行開発により、リリース済の文書改訂からの複数の改訂が派生可能になります。

排他的改訂を実行しているユーザ

改訂済文書で現在作業しているユーザの名前

文書改訂

文書改訂 ID

注意

マスクは文書タイプ別に、改訂に対して定義されます。

状況

文書改訂の状況

文書改訂には、以下の状況があります。

  • 設計中
  • 送出済
  • 承認済
  • リリース済
  • 不合格
  • 取下げ済
  • 期限切れ
作成者

文書を作成したユーザの名前

作成日

文書が作成された日時

 

参照

特定メニューから参照オプションを選択すると、オブジェクトの参照 (dmcomobjbrows) セッションが開きます。同セッションでは、文書のすべてのプロパティとリンクを、ツリー状の形式で表示できます。

文書出力

文書改訂の出力 (dmdoc1420m000) セッションを開始して、指定した範囲の文書に関する情報を含むレポートを出力します。

フィルタ

2 つのサブオプション、つまりクエリフィルタおよびフィルタの削除により、文書をフィルタします。

クエリフィルタ

クエリ (dmqry0501m000) セッションを開始します。このオプションにより、「文書」 セッションのレコードを、選択したクエリから返された結果にもとづいてフィルタできます。たとえば選択したクエリに、タイプが 「DWG」 の文書のみ表示するという条件があった場合、文書セッションには 「DWG」 タイプの文書のみが表示されます。その他のタイプの文書は、フィルタされます。

フィルタの削除

クエリフィルタが設定済の場合は元に戻し、すべての文書を表示します。