マスタ計画の生成 (cprmp1202m000)

セッションの目的:  品目の範囲に対してマスタ計画シミュレーションを実行します。

  1. シナリオおよび計画レベルを指定します。
  2. 計画品目の範囲を選択します。
  3. 計画単位、フェーズ番号、および計画者の範囲を選択します。これらの選択は、選択した品目の範囲をさらに制約します。
  4. 計画期間の範囲を選択します。
  5. [オプション] タブで該当するチェックボックスを設定します。
  6. 生成をクリックします。
注意

指定したシナリオがシナリオ (cprpd4100m000) セッションで中央複数会社シナリオとして定義されている場合、中央複数会社シミュレーションが実行されます。

重要なのは、クリティカル部品表 (cprpd3120m000) セッションの倉庫フィールドです。マスタ計画シミュレーションの依存需要展開時に引当の問題が起こるのを避けるため、このフィールドは必ず入力してください。

指定された計画期間範囲のシミュレーションのみが実行されます。ただし、計画範囲全体の予想在庫、および有効在庫/確約可能在庫範囲内の各計画期間の (累計) 有効在庫が計算されます。

 

シナリオ

品目マスタ計画を生成するシナリオ

シナリオの計画状況オープンでなければなりません。

関連トピック

計画レベル

品目マスタ計画を生成する計画レベル

開始計画品目

品目マスタ計画を生成する計画品目の範囲の最初の品目を指定します。

終了計画品目

品目マスタ計画を生成する計画品目の範囲の最後の品目を指定します。

計画単位

品目マスタ計画生成の際に選択基準として使用する計画単位の範囲の先頭を指定します。

品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションのマスタ計画単位フィールドで、計画品目の計画単位を定義できます。

計画単位

品目マスタ計画生成の際に選択基準として使用する計画単位の範囲の末尾を指定します。

品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションのマスタ計画単位フィールドで、計画品目の計画単位を定義できます。

マスタフェーズ番号

LN が品目マスタ計画生成の際に選択基準として使用するマスタフェーズ番号の範囲の先頭を指定します。

マスタ基準計画において計画単位および計画品目の計画順序を決定する番号です。

マスタフェーズ番号

LN が品目マスタ計画生成の際に選択基準として使用するマスタフェーズ番号の範囲の末尾を指定します。

マスタ基準計画において計画単位および計画品目の計画順序を決定する番号です。

計画者

LN が品目マスタ計画生成の際に選択基準として使用する計画者の範囲の先頭を指定します。

計画者

LN が品目マスタ計画生成の際に選択基準として使用する計画者の範囲の末尾を指定します。

期間

LN が品目マスタ計画を生成する計画期間の範囲の先頭を指定します。

期間

指定された計画期間の終了日

期間

LN が品目マスタ計画を生成する計画期間の範囲の末尾を指定します。

期間

指定された計画期間の終了日

商品フローを更新

このチェックボックスがオンの場合、シミュレーション中に実行レベルに基づいて商品フローデータが更新されます。

資材の制約を考慮

このチェックボックスがオンの場合、品目の製造計画生成時に構成要素の利用性についての制約が考慮されます。製造計画を生成するために、ワークロード管理 (WLC) 計画エンジンが使用されます。

ワークロード管理パラメータ (cpwlc2101m000) セッションでワークロード管理 (WLC) 計画エンジンのパラメータを定義できます。

注意

品目が属する計画単位 (計画単位 (cprpd6100m000) セッションを参照) の計画エンジンとしてワークロード管理を定義する場合、LN はワークロード管理を適用します。品目の計画単位に計画エンジンとして無期限計画が定義されている場合、または計画品目が計画単位にリンクされていない場合、このチェックボックスは関連品目の計画に影響を与えません。

ネットチェンジを実行

このチェックボックスがオンの場合、 LN はネットチェンジ計算を実行します。

このチェックボックスがオフの場合、 LN は再生成を実行します。これは、場合によってはタイムフェンス内に該当する部分を除いて、マスタ計画範囲全体の供給計画が再計算されることを意味します。

ネットチェンジシミュレーションは、実際シナリオにのみ使用されます。その他のシナリオの場合、企業計画は、常に、マスタ計画またはオーダ計画の完全な再生成を実行します。

生産能力制約を考慮

このチェックボックスがオンの場合、品目の製造計画生成時に製造能力の利用性についての制約が考慮されます。製造計画を生成するために、ワークロード管理 (WLC) 計画エンジンが使用されます。

ワークロード管理パラメータ (cpwlc2101m000) セッションでワークロード管理計画エンジンのパラメータを定義できます。

注意

品目が属する計画単位の計画エンジンとしてワークロード管理を定義する場合 (計画単位 (cprpd6100m000) セッションを参照)、ワークロード管理が適用されます。品目の計画単位に計画エンジンとして無期限計画が定義されている場合、または計画品目が計画単位にリンクされていない場合、このチェックボックスは品目計画に影響を与えません。

タイムフェンス内で生成

このオプションは、オーダ範囲タイムフェンスと同じかタイムフェンスより小さい場合のみ関係します。

このチェックボックスがオンの場合、品目のマスタ計画範囲の一部がその品目のタイムフェンス内であっても、LN はマスタ計画範囲全体に対してシミュレーションを実行します。

このチェックボックスがオフの場合、タイムフェンス内の計画は凍結され、シミュレーションによる影響を受けません。

このセッションのタイムフェンス内で生成チェックボックスの設定よりも、品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションのタイムフェンスを使用チェックボックスの設定の方が、タイムフェンス内の品目マスタ計画のシミュレーションについて決定力があります。

上記チェックボックスの設定によって、以下の 3 とおりの状況が考えられます。

  • 品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションのタイムフェンスを使用チェックボックスがオンで、チェックボックスがオフ: 企業計画はタイムフェンス内で生成チェックボックスの設定に関係なく、タイムフェンス内の品目マスタ計画を生成します。
  • 品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションのタイムフェンスを使用チェックボックスがオンで、タイムフェンス内で生成チェックボックスがオフ: 企業計画はタイムフェンスの外側で品目マスタ計画を生成します。
  • 品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションのタイムフェンスを使用チェックボックスとタイムフェンス内で生成チェックボックスが共にオン: 企業計画はタイムフェンスの内側で品目マスタ計画を生成します。
注意

タイムフェンスの長さは、品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションで定義できます。

例外メッセージの更新

このチェックボックスがオンの場合、関係する品目の計画例外メッセージが更新されます。

反復回数

ワークロード管理計画アルゴリズムが使用する最大反復回数

反復の使用は計算の継続時間に大きな影響を与えるので、必要な場合のみ反復を使用します。

注意

品目が属する計画単位の計画エンジンとしてワークロード管理を定義する場合 (計画単位 (cprpd6100m000) セッションを参照)、ワークロード管理が適用されます。品目の計画単位に計画エンジンとして無期限計画が定義されている場合、または計画品目が計画単位にリンクされていない場合、このチェックボックスは品目計画に影響を与えません。

計画者のメッセージの保存

LN が生成したすべての例外メッセージの送り先となる従業員

このフィールドが空白の場合、品目にリンクされた例外メッセージが、品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションで品目にリンクされている計画者に送信されます。計画者が品目にリンクされていない場合、LN は計画者に通知せずに品目にリンクされた例外メッセージを保存します。また、LN は計画者に通知せずに品目関連以外の例外メッセージも保存します。

LN がマスタ計画実行中に生成する例外メッセージは、計画者別例外メッセージ (cprao1120m000) セッションおよび計画者および品目別例外メッセージ (cprao1125m000) セッションで表示できます。

レポートを生成

このチェックボックスがオンの場合、 LN はシミュレーション中に生成された例外メッセージおよびエラーメッセージを含むレポートを作成します。

資源マスタ計画を更新

このチェックボックスがオンの場合、 LN は品目マスタ計画生成対象の計画品目の製造に用いられる資源資源マスタ計画を更新します。

 

生成

シミュレーション手順を開始します。