供給ソース

ソーシングとは、需要を満たすために計画品目の供給ソースを決定する方法です。ソーシングは 2 つのレベルで定義されます。

  • 品目のソーシング戦略は以下から決定します。

    • ジョブショップ
    • 購買
    • 繰返生産
    • 外注
    • 配分

    ソーシング戦略の定義は必須ではありません。ソーシング戦略が定義されていない場合、品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) データのデフォルトソースが取得されます。

  • 購買と分配用に選択される発注先と倉庫を指定するルールを決定します。製造については、2 番目のレベルはビジネスオブジェクト のソーシングには適用されません。

計画クラスタ間の供給関係を定義し、別のサイトにリンクされている倉庫間のリンクを表すことができます。

5 種類の供給ソース

企業計画は 5 種類の供給ソースと連動します。

  • ジョブショップ
    製造施設で製品を製造します。
  • 繰返生産
    変動がほとんどまたはまったくない製品を大量生産します。
  • 購買
    取引先から製品を入手します。
  • 外注
    部品の製造または製造プロセス全体を委託します。完成品を返す外注先に構成要素を納入します。
  • 物流
    自社の別の部門または関連会社から製品を入手します。

計画品目のソーシング戦略は、サイト別品目 - オーダ処理 (tcibd2150m000) セッションで指定されたデータに基づきます。

ソーシング戦略を使用すると、複数の供給ソースの組合せを同時に、または順番に使用することができます。

注意

供給ソースが組立の製品は、組立計画モジュールで計画します。

ソーシング戦略の使用

マスタ計画または計画オーダを生成すると、LN はまず ソーシング戦略 (cprpd7110m000) セッションで有効なソーシング戦略を検索します。

ソーシング戦略は、計画品目に直接リンクすることも、計画クラスタまたは品目グループを介して間接的にソーシング戦略をリンクすることもできます。

LN が有効なソーシング戦略を見つけられなかった場合、デフォルトの供給ソースを使用します。

詳細については、ソーシング戦略の概要を参照してください。

注意

日付有効性定義が存在する計画品目に対してソーシング戦略を定義すると、LN はシグナルを生成します。