複数会社物流オーダの転送

共通情報で、複数会社計画物流オーダの転送方法を次の中から選択できます。

  • 調達を使用して購買オーダへ
  • 倉庫管理を使用して倉庫移動

関係会社間取引パラメータ (tcitr0100m000) セッションのデフォルトオーダタイプ複数会社供給フィールドで、2 つの異なる会社間の特定の関係に対してこれを選択できます。状況に応じて物流を定義するには、デフォルトオーダタイプ複数会社供給 (tcitr2120m000) セッションの供給オーダタイプフィールドでオーダのタイプを指定できます。

注意
  • 計画物流オーダの倉庫移動への転送は、供給品目と受取品目が同じ場合のみ可能です。供給品目と受取品目が異なる品目の場合は、計画物流オーダが 「購買オーダ」 に転送されます。
  • 複数会社倉庫オーダ機能はプロジェクト品目には使用できません。プロジェクト品目の複数会社物流オーダの場合、LN は購買管理モジュールの購買オーダへの転送のみ可能です。転送のオーダ計画の選択 (cppat0210m000) セッションでプロジェクト品目に対して転送複数会社物流オーダフィールドを倉庫移動に設定し、オーダの転送計画 (cppat1210m000) セッションで転送ボタンをクリックすると、LN は警告を行います。
  • サーバを超える関係に対しては、複数会社倉庫オーダ機能を使用できません。
倉庫移動に転送するには

計画物流オーダが倉庫移動に転送されると、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションで次の倉庫オーダが作成されます。

  • オーダされた商品の発生元倉庫が属する会社では、オーダは棚卸単位タイプ出庫の倉庫オーダとして表示されます。
  • オーダ済の商品を受け取る倉庫が属している会社では、在庫処理タイプが受取の倉庫オーダが保存されます。
購買オーダへの転送

計画物流オーダが購買オーダに転送されると、この購買オーダが調達の購買オーダ (tdpur4100m000) セッションに表示されます。オーダされた商品の販売元倉庫が属する会社では、EDI の実行後、オーダは販売オーダ (tdsls4100m000) セッションで販売オーダとして表示されます。

供給倉庫と移送先倉庫の選択

複数会社物流オーダを倉庫オーダに転送する場合でも、購買オーダに転送する場合でも、移送先倉庫計画物流オーダから取得できます。ただし、物流オーダには供給会社と供給品目しか含まれていないので、供給倉庫についての必要な情報を直接取得することはできません。この情報から供給倉庫を取得することができますが、供給品目のデフォルト倉庫が使用されます。実行レベルで使用可能な適切な倉庫を持つため、計画オーダ (cprrp1600m000) セッションのオーダ倉庫フィールドで供給倉庫を変更できます。

オーダの転送

実際にオーダを実行レベルに転送するには、オーダの転送計画 (cppat1210m000) セッションを実行する必要があります。このセッションの対話式チェックボックスをオンにすると、転送するすべてのオーダでデフォルト設定の概要が提示されます。企業計画が実際にオーダを転送する前に、これらの設定をマニュアルで変更できます。

次に、適切なメニューの [転送] をクリックして転送を実行します。すべてのオーダラインを表示する概要セッションが表示されます。オーダごとに、転送チェックボックスをオンまたはオフにして、オーダを転送するかどうかを決定できます。