例: 構成の計画オーダ (有効化構成)

LN はオーダ計画において有効化構成を使用して、有効化コードの交換可能性をサポートします。 有効化コードが交換可能な場合、LN はそれを使用して同じ構成を持つ有効化コードの所要を満たすことができます。

このトピックでは、(ロットサイズ規則のために) オーダ数量が所要数量よりも多い状況を例示します。LN は同じ構成を持つ有効化コードの所要に対して、オーダ数量の一部を使用できるかどうかチェックします。

有効化コードの計画オーダ

品目 X には以下の特徴があります。

  • オーダ間隔 = 1 週
  • 最小オーダ数量 = 30

週 12 に、品目 X について以下の所要および受取があります。

有効化コード 101 の所要数量有効化コード 102 の所要数量
16
25
34
43
52

 

日 1 の予想在庫は、各有効化コードに対して 1 です。確定計画受取はありません。

同じ構成

LN は最初に、有効化コード 101 に対して 30 のオーダ数量を使用して、日 1 のオーダ計画を生成します。オーダ間隔での有効化コード 101 の合計需要は 12 なので、18 の余剰があります。LN は、この余剰を、(オーダ間隔内またはオーダ間隔の外で) 同じ構成を持つ別の有効化コードに使用できるかどうかチェックします。

有効化コード 101 および 102 は同じ構成を持つので、オーダの一部は有効化コード 102 に対するオーダラインに変更されます。この結果、以下のオーダラインを持つ計画オーダが生成されます。

  • 有効化コード 101、数量 22
  • 有効化コード 102、数量 8
異なる構成

LN は、日 1 に、有効化コード 101 に対してオーダ数量 30 の計画オーダを生成します。有効化コード 101 と 102 の構成が異なる場合、この計画オーダを使用して有効化コード 102 の数量も製造することはできません。

ただし、有効化コード 101 と 102 が交換可能であれば、有効化コード 101 の計画オーダの結果生じる在庫を、順に有効化コード 102 に使用することができます。この場合、有効化コード 102 のオーダを生成する必要はありません。

有効化コード 101 と 102 が交換不可能な場合、LN は有効化コード 102 に対して、数量が 30 の別の計画オーダを生成します。