企業計画の例外メッセージ
企業計画で計画のパフォーマンスを監視する 1 つの方法として、例外メッセージの使用があります。これらを使用すると、特定シナリオで発生しているボトルネックおよびその他の (可能性のある) 問題が示されるので、その問題を分析または解決できます。
以下は例外メッセージの主要な特徴です。
- 例外メッセージはシナリオと計画レベルの特定の組合せに対して作成されます。
- 各例外メッセージは、特定の例外メッセージタイプに属します (使用可能な例外メッセージタイプの概要と意味については、関連トピック
例外メッセージのタイプを参照してください)。
- 例外メッセージは、関係する問題や状況の簡単な説明です。例外メッセージは関係する日付、エラー指定など、その他の情報を含むことができます。
- 各例外メッセージにはいくつかのフィールドが追加されます。追加されるフィールドには、参照日、関連オーダについての情報、および数量指示などの情報が含まれます。これらのフィールドの意味は例外メッセージタイプによって異なります。詳細は計画者および品目別例外メッセージ (cprao1125m000) セッションおよび資源別例外メッセージ (cprao1130m000) セッションのフィールドのヘルプを参照してください。
例外メッセージが作成されると、特定の計画者を対象とするようにマークされます。次の手順を使用して、この計画者を決定します。
資源分析および最適化モジュールには、例外メッセージを瞬時に分析および解決するためのセッションがいくつかあります。以下はこれらのセッションで実行できることの例です。
- 品目および資源別の全例外メッセージの概要の取得
- 品目または資源別の特定の例外メッセージへのズーム
- 例外メッセージを分析および解決するための計画およびシミュレーションセッションへのズーム
注意
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例外メッセージが生成されるのは、関連する例外メッセージタイプが、当該計画者について定義された例外メッセージ設定に含まれている場合のみです。例外メッセージ設定は、計画者別例外メッセージタイプ (cprao1110m000) セッションで定義および表示できます。ここで各例外メッセージタイプについて (および各計画者別に) カスタマイズ設定を定義でき、各例外メッセージが生成される環境を微調整できます。
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Infor LN で DEM Content Pack を使用する場合は、例外メッセージの計画者を指定するために、MPL0350 (資材供給例外シグナル) ウィザードを使用することを検討してください。この事前定義されたウィザードは、会社の業務機能モデルを指定した後にプロジェクトモデル別ウィザード (tgwzr4502m000) セッションから実行できます。