マニュアル販売請求書

固定資産の除売却時などに、関連する販売オーダまたはその他のタイプのオーダがない請求書を作成するには、マニュアル販売請求書を作成することができます。

マニュアル販売請求書を作成するには

  1. 請求 360 (cisli3600m000) セッションの適切なメニューマニュアル販売請求書の作成をクリックします。マニュアル販売請求書 (cisli2620m000) セッションが開始されます。
  2. 共通タブと財務タブで、マニュアル販売請求書ヘッダの作成に必要なデータを指定します。
  3. 請求書ラインを作成するには、ラインタブで新規作成をクリックします。
  4. 請求書データを指定します。
  5. 必要な場合は、「テキスト」 ボタンをクリックして、請求書ラインに詳細テキストを追加できます。詳細については、請求書のテキストの出力を参照してください。
  6. マニュアル販売請求書 (cisli2620m000) セッションでデータを保存します。

新規に作成されたマニュアル販売請求書は、保留状況に設定されます。

マニュアル販売請求書を処理するには

  • 直接処理

    マニュアル販売請求書を直接処理するには、請求パラメータ (cisli0100m000) セッションでデフォルトの請求バッチテンプレートおよび請求オプションを指定しておく必要があります。

    1. マニュアル販売請求書 (cisli2520m000) セッションで、処理する請求書を選択します。
    2. 適切なメニューから、直接処理を選択します。 

      請求書が自動的に処理されます。このとき、確認を求める画面は表示されません。次のアクションが実行されます。

      • 状況を確認に変更
      • 請求書を構成
      • マニュアル販売に関するデフォルトのテンプレート追加設定に基づき、請求パラメータ (cisli0100m000) セッションで直接処理用に定義されているデバイスに請求書を出力
      • 請求書の金額を転記
      • 状況を転記済に変更
  • マニュアル処理

    マニュアル販売請求書をマニュアル処理するには

    1. 新規に作成されたマニュアル販売請求書は、保留状況に設定されます。状況を確認に変更するには、次のいずれかを実行します。

      • 請求可能ラインの一括確認 (cisli2219m000) セッションで、マニュアル販売請求書チェックボックスをオンにしてから確認をクリックします。保留状況になっているすべてのマニュアル請求書が確認状況に変更されます。
      • マニュアル販売請求書ライン (cisli2125m000) 概要セッションで請求データラインを選択し、適切なメニューの確認をクリックします。
    2. 請求手順の説明にしたがって、マニュアル販売請求書の請求バッチを作成して処理します。

固定資産の除売却

除売却済の固定資産に対するマニュアル販売請求書を作成および処理するには

  1. 請求パラメータ (cisli0100m000) セッションで、デフォルト資産除売却勘定およびディメンションを指定します。

    勘定科目表 (tfgld0508m000) セッションの固定資産の統合フィールドが除売却となっている元帳勘定を指定します。

  2. マニュアル販売請求書ライン (cisli2125m000) セッションで、資産除売却チェックボックスをオンにしてから資産を選択します。

    請求パラメータ (cisli0100m000) セッションからデフォルトの資産除売却勘定が使用されます。

  3. 請求書の転記

    バッチを作成します。

  4. この固定資産の状況を除売却済に設定するには、財務会計でバッチをファイナライズする必要があります。

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