従業員管理 – マスタデータ入力

マスタデータを入力するには、従業員管理のマスタデータで、次のセッションにアクセスします。

  • 従業員管理パラメータ (bpmdm0100m000)
  • 従業員 - 従業員管理 (bpmdm0101m000)
  • 一般タスク (bpmdm0150m000)
  • 一般経費タイプ (bpmdm0155m000)
  • 割当 (bpmdm0130m000)
  • 作業時間スケジュールコード (tcppl1101m000)
注意

全般的な起動時のデフォルトや、セッション固有のさまざまな設定を指定するには、ユーザプロファイル (bpmdm0102m000) セッションを使用します。

マスタデータを入力するには
ステップ 1.  従業員管理パラメータ (bpmdm0100m000)

従業員管理パラメータ (bpmdm0100m000) セッションでは、時間の記録および処理手順に直接影響するさまざまな設定を指定できます。

たとえば、労務費/経費の処理 タブで、要承認チェックボックスをオンにした場合は、時間を承認する必要があり、直接処理を行うことはできません。直接オプションを選択すると、時間の処理は自動的に行われます。

一般タブでチーム予算で従業員予算を更新チェックボックスをオンにしている場合は、時間の割当を迅速化することができます。詳細については、従業員管理パラメータ (bpmdm0100m000) を参照してください。

注意

また、一般タブの次の設定も、時間の入力、承認および処理に影響します。

  • 時間の直接記録
  • 登録権限の使用
  • 承認権限の使用
ステップ 2.  従業員 - 従業員管理 (bpmdm0101m000)

従業員 - 従業員管理 (bpmdm0101m000) セッション内のデータは、従業員 - 一般 (tccom0101m000) セッション内のデータのサブセットです。会計番号雇用時間数雇用日などの従業員管理情報を入力できます。

注意

  • 入力した規定時間数とここで指定した規定時間数を LN で比較するには、雇用時間数を入力します。
  • 時間会計セッションで部署フィールドを空のままにしておくと、従業員の部署が自動的に入力されます。何らかの理由で別の部署に対して時間を記帳する場合は、デフォルトを無効にすることができます。
ステップ 3.  一般タスク (bpmdm0150m000)

一般タスク (bpmdm0150m000) セッションでは、一般タスクを作成できます。一般時間数は、総勘定元帳の原価として、および原価計算の原価分析のために、財務会計 にのみ記帳されます。

ステップ 4.  一般経費タイプ (bpmdm0155m000)

一般経費タイプ (bpmdm0155m000) セッションのリストに経費コード (Infor XM: 経費タイプ) を入力します。一般経費コードを一般経費 (bptmm1111m300) セッションで使用することで、走行距離など特定の関連経費を記帳することができます。経費コードに対して入力した価格および単位は、経費項目のデフォルト値になります。

ステップ 5.  割当 (bpmdm0130m000)

従業員に対する割当は、割当 (bpmdm0130m000) セッションで作成できます。割当には固定された開始日と終了日があり、周期的な使用も可能です。時間セッションでは、割当の使用コマンドを使用して、計画された割当を取得することができます。割当の使用は任意ですが、それにより時間会計処理が迅速化します。

割当は、プロジェクトから生成できます。これらの割当はプロジェクト予算 (労務費ライン) から生成され、従業員管理については、時間会計の割当の更新 (tpptc2211m000) セッションで更新されます。

ステップ 6.  作業時間スケジュールコード (tcppl1101m000)

コードを定義するには、作業時間スケジュールコード (tcppl1101m000) セッションを使用します。次に、コードを選択し、適切なメニューで、作業時間スケジュールを選択します。作業時間スケジュール (tcppl1100m000) セッションで、稼働日ごとの作業時間スケジュールを定義します。1 日を異なる労務費単価ごとに分割するには、それぞれの部分について異なる労務タイプを使用します。労務タイプが異なるということは、労務単価に異なる付加費用が加算されることを意味します。また労務タイプが異なることは、同じ単価が適用されても、時間 (規定時間または超過時間に関して) の異なる定義が使用されることも意味します。労務タイプラインに対する付加費用は、労務タイプ - 付加費用 (tcppl0131m000) セッションで定義されます。この付加費用は、すでに定義されている労務単価に加算されます。

作業時間スケジュールコードと一定の期間内の作業時間数を時間会計の詳細セッションに入力し、ラインを保存します。入力した時間数が作業時間スケジュールにしたがって自動的に割り当てられます。スケジュールされた時間ラインが、タイムシートに表示されます。スケジュールされた時間の生成後に、自分のタイムシートを編集することができます。

注意

各従業員の時間数を作業時間スケジュール (tcppl1100m000) セッションで指定することで、時間ラインを簡単に生成できるだけでなく、実際時間に関してもより詳細な情報が得られます。これはパートタイマの場合などにも役立ちます。