ゾーン/保管場所ブロック (whwmd6110m000)

セッションの目的:  倉庫またはゾーンをブロック (またはブロック解除) することで、単一の保管場所または保管場所のサブセットをブロック (またはブロック解除) します。保管場所をブロック解除することで、該当の保管場所を再び在庫処理に使用できるようにします。

注意

ゾーンまたは保管場所のブロック済ストックポイントを表示するには、ブロック済のゾーンまたは保管場所を適切なメニューでクリックし、ブロック済ストックポイントを選択してブロック済ストックポイント (whwmd6550m000) セッションを開始します。

ブロック済在庫が存在する場合、ブロック済ストックポイント詳細 (whwmd6152m000) セッションでプロジェクトペグまたは所有権の詳細を表示およびメンテナンスできます。このセッションは、ブロック済ストックポイント (whwmd6550m000) セッションから開始できます。

ブロックを設定するには、ラインを挿入します。各倉庫、ゾーン、または保管場所に対して複数のブロック理由を入力することで、複数のブロックを設定できます。

ブロック解除するには、ラインを削除します。倉庫、ゾーン、または保管場所の全ブロックが削除されると、その倉庫、ゾーン、または保管場所はブロック解除されます。別のユーザが挿入したブロックは削除できません。

ゾーンまたは保管場所のブロックが設定または解除されると、保留在庫、品目在庫、およびロット数量は更新されます。

ゾーン/保管場所の一括ブロック (whwmd6210m000) セッションを使用して、次のものをブロックまたはブロック解除します。

  • 倉庫
  • 保管場所の範囲
  • 保管ゾーンの範囲

 

倉庫
商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
保管ゾーン
特定の従業員または輸送手段に割り当てることができる倉庫の一部。各保管場所は、ゾーンに割り当てることができます。
保管場所
商品を保管する、倉庫内の独立した場所

倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。

ブロック理由
ブロックの理由。この理由は、ゾーン、保管場所、ロット、ストックポイント、シリアル番号付品目のブロックにリンクできます。

1 つまたは複数のブロックコードを倉庫、ゾーン、またはこの倉庫内の保管場所在庫にリンクすることにより、ゾーンまたは保管場所をブロックできます。在庫のブロックは、何度でも実行できます。

ブロックを実行したユーザだけが、そのブロックを解除できます。ブロックを解除できるかどうかは、ログオンコードに基づいて決定されます。

選択したブロック理由のタイプによって、企業計画で在庫ブロックが考慮されるかどうかが決まります。

ユーザ
あるユーザが保管場所をブロックすると、そのブロックを実行したユーザのログオンコードが登録されます。ブロックを実行したユーザだけが、ブロックを解除できます。
ブロック日
保管場所がブロックされると、このブロックが実行された日付が自動的に登録されます。この日付は情報目的にのみ使用されます。
テキスト
このチェックボックスがオンの場合、ブロック理由に関係する追加テキストを指定できます。