扱い単位ストックポイント詳細 (whwmd5136m000)

セッションの目的:  現在の扱い単位に含まれるシリアル番号付品目またはロット品目について、ロットコードまたはシリアル番号を登録します。このことは、多量シナリオのロット品目およびシリアル番号付品目に当てはまります。

状況が発送確定済の扱い単位については、シリアル番号管理またはロット管理されたシリアル番号付品目を未出荷にする必要があるかどうかを指定できます。

ロット/シリアル登録と出荷済/未出荷数量の変更は、出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000) セッションで更新されます。

 

扱い単位
梱包と内容からなる一意に識別可能な物理的な単位。扱い単位には、品目を含めることができます。扱い単位には、品目の梱包に使用する梱包資材の構造があります。または、扱い単位がその構造の一部を構成します。

扱い単位には、次の属性が含まれています。

  • 識別コード
  • 梱包品目 (オプション)
  • 梱包品目数量 (オプション)

品目を扱い単位にリンクさせる場合、その品目は扱い単位によって梱包されます。梱包品目は、扱い単位を構成するコンテナやその他の梱包資材のタイプを指します。たとえば、扱い単位を木枠に指定するには、扱い単位の梱包品目に木枠を定義します。

品目
扱い単位に含まれる品目
複数品目
このチェックボックスがオンの場合、扱い単位に異なる複数の品目が含まれています。
出荷
扱い単位がリンクされる出荷
出荷ライン
扱い単位がリンクされている出荷ライン
数量 (保管単位)
扱い単位の数量を保管単位で表したもの
注意

扱い単位の状況発送確定済に設定され、扱い単位のストックポイント詳細の一部が未出荷に設定されている場合は、この値が扱い単位の数量 (棚卸単位) より多くなる可能性があります。

次の条件が 1 つ以上当てはまる品目に扱い単位が作成される場合、この値はデフォルトで設定されます。

数量 (棚卸単位)
扱い単位の数量を在庫単位で表したもの
数量 (棚卸単位)
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

連番
倉庫オーダラインの連番
有効化コード
有効化コードのコード
注意

この値のデフォルト値は、ロット番号と有効化コードを指定したときに、出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000) セッションまたは入庫ライン (whinh3512m100) セッションから取得されます。

このフィールドは次の場合にのみ適用可能です。

  • 有効化コード機能が導入されている
  • 該当の品目がロット管理されている
ロット
ロットの番号品目が少量ロットで管理される場合、品目のロット番号は出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000) セッションからデフォルト設定されます。
保管単位
保管単位で表した品目数量。
保管単位
保管された商品の数量を表す単位

保管単位: ボックス

棚卸単位: リットル

在庫日付
扱い単位の在庫日付
注意

この値のデフォルト値はロット番号と有効化コードを指定したときに、出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000) セッションおよび入庫ライン (whinh3512m100) セッションから取得されます。

このフィールドは、出庫方法がFIFOまたはLIFOの場合、必須です。

棚卸単位
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

承認済数量
検査で承認された数量
承認済数量 (棚卸単位)
検査で承認された数量を棚卸単位で表したもの
不合格数量
検査で不合格になった数量
不合格数量 (棚卸単位)
検査で不合格となった数量を棚卸単位で表したもの
破壊済数量
検査で破壊された数量を棚卸単位で表したもの
廃棄理由
品目が破壊される理由を示す理由コード
不合格理由
不合格の理由を示すコード
廃棄数量
不合格数量に含まれる検査中に廃棄された数量

このフィールドは、現在のセッションが扱い単位 (whwmd5130m000) から直接開始された場合、または倉庫検査 (whinh3622m000) セッションの扱い単位から間接的に開始された場合に表示されます。

関連トピック

廃棄数量 (棚卸単位)
不合格数量に含まれる検査中に廃棄された数量を在庫単位で表したもの

このフィールドは、現在のセッションが扱い単位 (whwmd5130m000) から直接開始された場合、または倉庫検査 (whinh3622m000) セッションの扱い単位から間接的に開始された場合に表示されます。

関連トピック

出荷数量
保管単位で表す出荷数量。扱い単位の状況が発送確定済に設定されている場合は、この値のデフォルト値が数量 (保管単位) フィールドから取得されます。

この数量のデフォルト値は、出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000) セッションから取得されます。

注意
  • この値は、扱い単位の状況発送確定済に設定されているときにのみ変更できます。

  • 保管単位フィールドに指定された数量よりも大きな値をこの値に指定することはできません。

  • この値を変更すると、出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000) セッションの未出荷の数量と扱い単位データが更新されます。

  • 現在のフィールドの値は、現在のセッションの未出荷チェックボックスがオンかオフかに応じて調整されます。

出荷数量 (棚卸単位)
棚卸単位で表される出荷数量
注意

この値は、出荷数量に基づいて決定され、在庫単位に変換されます。

扱い単位の状況出荷済に設定されているとき、この値は変更できません。

未出荷
このチェックボックスがオンの場合、扱い単位内のシリアル番号付品目は出荷されません。
注意

このフィールドはシリアル番号付品目に必須で、シリアル番号付品目にのみ使用できます。

このフィールドは、扱い単位の状況が発送確定済に設定されている場合にのみ使用可能です。

シリアル番号
品目が少量でシリアル番号管理される場合、品目のシリアル番号出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000) セッションから取得されます。

 

シリアルの生成
扱い単位の多量シリアル番号付品目のシリアル番号を生成します。生成されるシリアル番号の数は、品目数量と同じになります。たとえば、数量が 5 の場合、5 つのシリアル番号が生成されます。生成されたシリアル番号は、必要時にマニュアルで変更できます。詳細は、次の情報を参照してください: 多量シナリオでシリアル番号を登録するには
ロットコードの生成
新規ロットコードを生成し、生成されたロットコードをすべての空のロットフィールドに挿入します。生成されたシリアル番号は、必要時にマニュアルで変更できます。詳細は、次の情報を参照してください: ロット管理 (在庫外)
シリアルのラインの分割
このコマンドは、品目が多量シリアル番号付品目の場合、ラインを作成し、各品目のシリアル番号を生成するために使用します。作成されるラインとシリアル番号の数は、品目の数量と同じになります。例: 数量が 5 の場合、5 つのラインと 5 つのシリアル番号が作成されます。
ロットのラインの分割
扱い単位ストックポイント詳細の分割 (whwmd5236m000) セッションを開始して、選択したラインの下に新規ラインを作成します。この新規ラインで、ロットコードと品目数量を指定して、指定したロットに属する指定数の品目が現在の扱い単位に含まれることを指定できます。このコマンドは、品目が多量ロット品目の場合に使用できます。

このコマンドを使用するには:

  1. 現在のセッションで、ラインを選択します。
  2. ツールバーでロットのラインの分割をクリックします。
  3. 扱い単位ストックポイント詳細の分割 (whwmd5236m000) セッションの数量フィールドで、新規ラインに含める必要のある品目の数を指定します。
  4. 分割をクリックします。
  5. 新規ラインで、ロットコードを指定します。
  6. 必要に応じて、上記のステップを繰り返します。この方法で、扱い単位に複数のロットが含まれ、各ロットに指定数の品目が含まれることを指定できます。