品目、ロットおよびシリアルセッションでの使用先オプションの使用

使用先オプションを使うと、選択 (whltc3600m200) セッションで選択した品目のボトムアップビューが表示されます。ボトムアップビューは、追跡 (whltc3800m000) セッションを構成するグラフに表示されます。

選択した品目は、最上位フォルダに表示されます。選択した品目のフィジカルブレイクダウン構造の上位レベルがサブフォルダに表示されます。

たとえば、選択した品目が完成品の部品表構造で最下位レベルの構成要素である場合、この品目はグラフの最上位フォルダに表示されます。選択した品目が使用される上位レベルの構成要素は、カスケード表示のフォルダに表示されます。このようにして、選択した品目が使用されるすべての構成要素と完成品を確認できます。

注意
  • グラフで品目のブレイクダウン構造を表示するには、選択 (whltc3600m200) セッションでロットまたはシリアル番号を指定する必要があります。

    選択 (whltc3600m200) セッションでロットまたはシリアル番号なしで品目を指定した場合、その品目のロットおよびシリアル番号と関連取引が品目、ロットおよびシリアル処理 (whltc3510m000) セッションに表示されます。

  • グラフの完成状態という見出しに表示される日付は、選択 (whltc3600m200) セッションで指定したロットまたはシリアルの倉庫入庫の処理日です。

  • グラフのメンテナンス可能状態という見出しに表示される日付は、指定した品目が構成要素である場合、選択 (whltc3600m200) セッションで指定したロットまたはシリアル品目の状況の開始日です。

    指定した品目が完成品である場合、メンテナンス可能状態という見出しに日付は表示されません。状況の開始日は、フィジカルブレイクダウン (tscfg2110m000) セッションの状況開始時間フィールドから取得されます。

  • 状況開始時間は、フィジカルブレイクダウンの最上位ノードには指定されません。

  • メンテナンス可能状態フォルダには、メンテナンス可能状態構造の最新バージョンが表示されます。メンテナンス可能状態構造の以前のバージョンはサポートされていません。

グラフのフォルダを右クリックすると、各種セッションを開始して、フォルダに含まれる品目ロットシリアル番号の詳細を表示できます。

グラフのフォルダを選択すると、フォルダに含まれる品目ロットシリアル番号に関連する取引情報がすべて品目、ロットおよびシリアル処理 (whltc3510m000) セッションに表示されます。このセッションは品目、ロットおよびシリアル 360 (whltc3600m100) セッションの下半分を構成します。

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画像は品目、ロットおよびシリアル 360 (whltc3600m100) セッションを示しており、品目 D、シリアル番号 11760 と使用先オプションが選択されています。品目 D、シリアル 11760 はシリアル 0023、024、22、25 の構成要素として使用されています。

ユーザは品目 C のシリアル番号 0023 を選択し、続いて品目 A のシリアル番号 10 を選択します。これは品目 C のシリアル番号 0023 の最上位レベル構成要素です。シリアル番号 10 に関連する取引が品目、ロットおよびシリアル 360 (whltc3600m100) セッションの下半分に表示されます。