予想出荷を凍結するには

状況が予想済の出荷が変更または削除されるのを防ぐには、出荷を凍結します。この処理を実行するには、出荷 (whinh4130m000) セッションの出荷への変更を許可チェックボックスをオフにします。

これは、状況がオープンの出荷の凍結に似ていますが、予想済出荷の凍結時には次のことが発生します。

  • 出荷伝票を出力でません
  • 出荷を検証するさまざまなチェックが実行されません

凍結オプションは、状況がオープンの凍結に対してのみ利用可能です。

予想出荷

予想出荷の使用が導入されている場合、倉庫オーダに対する出庫オーダラインが作成されると、予想出荷が作成されます。出庫処理のこの早い段階で出荷を作成するのは、出荷する商品が発送確定エリアに届く前に、ラベルの準備をし出荷を発行するためです。これにより、処理の効率および費用効果を高めることができます。

予想出荷が変更または削除された場合、新しいラベルを作成し、新しい出荷ビジネスオブジェクト文書 (BOD) を発行する必要があります。発生元出庫オーダラインにオーダ数量の増減などの変更が起きた場合、予想出荷は削除されます。

予想出荷の修正

予想出荷または発生元出庫オーダラインに変更が起きるのを防ぐには、出荷 (whinh4130m000) セッションの出荷への変更を許可チェックボックスをオフにして、予想出荷を凍結します。結果的に、マニュアルまたは自動のどちらかでの出荷ラインの追加または削除ができなくなります。

たとえば、新しい出庫オーダラインに出荷ラインを作成すると、アプリケーションはこの出荷ラインを凍結された予想出荷に追加することはできません。この出荷の出荷構成を有効化するには、まず出荷への変更を許可チェックボックスをオンにする必要があります。

予想出荷のピッキング

予想出荷数量がピッキングされ出荷状況がオープンに変更されると、出荷への変更を許可チェックボックスの設定は変更されません。

出荷の凍結および再オープン

出荷が凍結されている場合、出荷への変更を許可チェックボックスはオフになります。ユーザが出荷を再オープンすると、出荷への変更を許可チェックボックスが自動的にオンになります。この処理が行われるのは、出荷への変更を実装するために凍結済の出荷が再オープンされるためです。

l発生元オーダラインの取消

リンクする出荷に対して出荷への変更を許可 チェックボックスがオンになっている場合、オーダラインを取り消すことはできません。オーダラインを取り消すには、その出荷に対して出荷への変更を許可チェックボックスをオフにします。